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小学生に『なにのこどもかな』を読んでハッとしたこと

2025年5月、放課後デイサービスで絵本を読みました。

毎回、子どもたちには、ハッとさせられることがあります。
30分読んだ時間の中で、何回か、ハッとしました。

そのうちの1つについて書きます。

最初にこちらの絵本を読みました。

なにのこどもかな
(やぶうちまさゆき 福音館書店 1987年3月)


「とんちゃんが一昨日買った絵本を持ってきました。
初めてみんなの前で読みます。
だって買ったばっかりだからね。」

と表紙を見せて、タイトルを読みました。

『なにのこどもかな』

するとすかさず、
「ペンギンじゃないかい!」と大きな声で1年生男子。

「お。1年生なのにわかるんですか。」なんてわたしも言っちゃう。

「なにの こどもかな」とテキストを読むと子どもたちが答えてくれます。

ページをめくると親子の姿が描かれています。
ページをめくるときに「せーの!」と声をかけてくれる子も。

子どもに対して、親は大きい。
「鹿、でかいんだけど!」なんていう子もいます。

わたしがハッとしたのは、このとき。

ヒヨコの絵が描かれて、
「なにの こどもかな」とテキストを読んだとき。

「お母さん!」と言った子がいました。

そうだ。
ほんとだ。
みんな、お母さんの子どもだ。
間違ってない。
真理だ。
ハッとしました。


例の、しれっと紛れ込んでいる難易度が異様に高い動物は、やっぱりわからなかったです。
大人のスタッフの皆さんも「うーん、なんだろう?」と首をひねってました。

あと、意外に難しかったのが、ラスト。
「虎!」
「チーター!」と。

小学生たちと、盛り上がる、盛り上がる。


動物の子どもの絵。
親子の絵。
最小限の簡潔なテキスト。

これだけ。

こちら同様 潔い。

乳児さんたちと楽しめる名作科学絵本『どうやってねるのかな』




買ってよかったー。 

ほかの絵本でもハッとしたことがありました。
また、書けたらと思います。 





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