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東京都荒川区の図書館「ゆいの森あらかわ」にて
絵本作家　石川えりこさんの講演会「絵本の森を歩こう」が開催されました。





主催は、絵本図書館ネットワーク様です。


中島代表のご挨拶

わたしは、こちらの講演会の前半で
音楽に合わせて、絵本『ほんやねこ』（石川えりこ作　講談社）を読ませていただきました。

わたしは、朗読の専門家ではないですし、ましてや作者の目の前で絵本を読むとは、とても恐れ多いことでした。
けれども、読み進めるうちに、この物語のおもしろさに
自分自身がどんどん楽しくなってきました。

加えて、ピアノ演奏の羽柴よしえさんが
わたしの読みに呼吸を合わせて
即興で奏でてくださって
それが誠に心地よく、落ち着いて読むことができました。

わたしは、気づく方がいらっしゃるといいなと思いながら
『ほんやねこ』にちなんだ服装を選びました。

友人がわたしのために作ってくれた
「太陽のワンピース」です。





石川えりこさんは、読み聞かせを交えながら、会場にいらした担当編集者さんたちを巻き込みながら、日々の暮らしの中で生まれる絵本の創作のタネのようなもの、絵本作りの過程で起きたことなどをユーモアを交えてお話しくださいました。




石川えりこさんがお話しされた言葉で一番印象に残っているのが
「描き直しは、マイナスじゃない、楽しみ」
「めんどくささ、大変さは感じない」
と軽やかにおっしゃったことです。

『こくん』（村中李衣文　石川えりこ絵　童心社）の階段の場面の絵を描き直すことになったときのエピソードです。

かっこいいなあ。
本当に、絵を描くのが好きで好きで好きでいらっしゃるんだなあ。
それが絵から伝わってしまうから、惹きつけられてしまうんだなあと思いました。





ゆいの森あらかわ　の３階では、石川えりこさんの絵本原画展も開催中です。（2023年10月18日（水）まで）







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