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2023年 上甲が買ってよかった絵本ベスト6
毎年恒例、MOE絵本屋さん大賞が発表される頃かと思いますが
それに対抗して ってわけじゃないけれど
（いやでも、毎年、なぜか1冊もかぶらないので）（2023年はどうだろうか）
毎年恒例 2023年 上甲が買ってよかった絵本を発表します。
「買って」よかった絵本です。
2023年に出版された絵本とは限りません。
すごーく個人的な、ベスト６ です。
（しかも、６って半端な数）
買った絵本は、ほかにもありますが
買ったはいいけど、それほどでもなかったな、とか
そんなに読む場所がなかったな、とか
ただ単に、上甲が読む場所を見つけられず、よかったかどうかわからないでいるままの絵本、
買って満足しただけだったな、とか
ちょっとコーフン状態で買ってしまったな、とか
絵本講師的ネタ的資料として買った絵本、とか
そういう絵本は入れてません。
主に、子どもたちに読んでよかった絵本を選んでいます。
順位はつけるの難しいですがベスト１は 容易に決められます。
最後に発表します。（←たぶん、アレ）
目次
- ○ 『せんをひくよろこび』
- ○ 『かみなり』
- ○ 『ホホジロザメ』
- ○ 『それよりこわい』
- ○ 『りんごだんだん』
- ○ 2023年のベスト１は『うかぶかな？しずむかな？』
- ○ 2023年もありがとう
『せんをひくよろこび』
まずこちら。
『せんをひくよろこび』
片山健
福音館書店
こどものとも年中向き 2014年12月号
これは、愛知県岡崎市の「ちいさいおうち」さんで出会った貴重なバックナンバーです。
片山健さんの油彩画展で、線を引く子どもの絵を見て「いいな〜」と思っていたので
この絵本を見つけたとき即買いでした。
保育園の子どもたちに読んでみて
「やっぱりね」
「買いだよね」と確信。
ハードカバーになって買えるようになったらいいのに。
愛知県岡崎市 子どもの本の専門店「ちいさいおうち」さんのことブログに書きました
『かみなり』
次の2冊は、同じ日に同じお店で購入した絵本。
やっぱり、いい絵本屋さんだといい絵本に出会える。
恵比寿にある「ちえの木の実」さんで出会った絵本2冊です。
『かみなり』
妹尾堅一郎監修
音羽電機工業（雷写真コンテスト）協力
ポプラ社 2022年7月初版
よくぞまあ、こんな瞬間の写真が
こんなに綺麗に撮れましたよね！ と
誰しもが驚きを隠せない写真絵本です。
「雷写真コンテスト」なるものがあるのですね。
1枚1枚の写真を見ながらワイワイと盛り上がる絵本。
恵比寿の すてきな 絵本屋さん 「ちえの木の実」さんにお邪魔したときのこと
『ホホジロザメ』
『ホホジロザメ』
沼口麻子 文
関俊一 絵
福音館書店
2022年6月初版
ただただ、怖いイメージのあるサメですが
この絵本を読むと
サメのお母さん、まじリスペクト！
だって、体長120センチメートルもある子ザメを何匹もお腹の中で育てるんですよ。
知られざるサメの生態がわかりグッと惹きつけられる魅力がある絵本です。
「また、持ってきて」と子どもたちにリクエストされる絵本です。
『それよりこわい』
こちらもよく読みました。
『それよりこわい』 村中李衣 近藤薫美子 佼成出版社
2023年5月初版
好きなものを言うのは
嬉しいけど
怖いものを言える相手がいる
聞いてくれる人がいるのは
嬉しいんだなって思いました。
「確かに」って共感してもらえるの嬉しい。
「大丈夫」って言ってもらえるのも嬉しい。
子どもたちとワイワイ、やりとりしながら読むのが楽しい絵本です。
『りんごだんだん』
知っていたけど、欲しいなと思っていたけど、買わずにいた絵本。
南房総のあわぶっく市で出会って「やっぱり買おう」と決めました。
やっぱり買ってよかった絵本です。
『りんごだんだん』
小川忠博 写真と文
あすなろ書房
2020年2月初版
ある意味、ここまでするか！
狂気の沙汰か！
とのけぞりそうになる。
よくぞこれを絵本にしてくれた！
驚く子
悲鳴をあげる子
続出。
でも、つまりは、そういうことなんだよね。
2023年のベスト１は『うかぶかな？しずむかな？』
あんまり上甲があっちこっちで読むもんだから、
この絵本の写真の作者 遠藤宏さんが会いにきてくれました。
2023年 わたしのベスト１の絵本は
なんと言っても こちら！
『うかぶかな？しずむかな？』（川村康文 文 遠藤宏 写真 岩崎書店）
2023年8月
青山ブックセンターの絵本コーナーの棚に刺さってて
ビニールで包まれてて
店員さんにお願いして中身を見せてもらって
「買いだ！」と即決して
それこそもう
あっちこっちで読みまくって
盛り上がりまくった
上甲激推しの1冊。
これはキッパリと「買い！」です。
スンバラシイです。
ちなみに過去の「上甲が買ってよかった絵本大賞」はこちら↓
2023年もありがとう
絵本の棚がパンパンなので
買う絵本は本当に厳選しています。
欲しいなと思っても
よーく考えて買うようにしています。
とは言え「買う」と決めたら早いです。
迷わない。
そしてせっかく買ったなら誰かに読みたいです。
2023年も上甲の絵本読みを聞いてくれてありがとう。
おもしろがってくれてありがとう。
絵本を生み出してくれてありがとう。
本屋さんに置いてくれてありがとう。
出会わせてくれてありがとう。
自己満足で終わってることに気づかない自分には
なりたくない2024年。
お互いにね。