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おすすめ絵本 ワンポイントアドバイス

【ご質問】早口で読む? 問いかけをする?

いただいたご質問に答えたいと思います。



Photo by いしかわいづみさん

□1歳3ヶ月の子どもがいるのですが、絵本をゆっくり読むと集中して見なくなったので、最近はわりと早口で読み聞かせています。

□本当は絵本を読みながら問いかけもして思考力を養いたいのですが、まだ早いでしょうか?

1歳3ヶ月の我が子に、一生懸命、早口で絵本を読んでいるママの姿を想像し
(気持ち悪がられるかもしれませんが)愛おしく感じることを止められません。
という前提で以下、わたしの考えを書きます。

目次

絵本はゆっくり読む? 早口で読む?

早口で読むと、集中して見るのかなあ。
だったら、早口で読んでみて。
たまに、テンポを変えて、ゆっくりにしてみたり、早くしてみたり、変えてみるのもおもしろいかもしれません。(読んでいるあなたが、おもしろいと思えたらいいです)
あと、絵本の持つテンポというんでしょうか、トントントントン軽快に読み進める方が良いなあと感じる絵本を選んでみるのはどうでしょうか。
わたしは、『どんどこももんちゃん』(とよたかずひこ作絵 童心社)は、割と早いテンポでどんどん読んじゃいます。だって、ももんちゃんはいそいでいますので。
繰り返しの『きゅうりさんあぶないよ』(スズキコージ 福音館書店)とか『ごろごろにゃ〜ん』(長新太 福音館書店)は速いテンポで読んでも楽しい絵本じゃないかなと思います。
また、オノマトペの『もこもこもこ』(谷川俊太郎作 元永定正絵 文研出版)も、緩急つけたテンポで読んだら魅力が増す絵本かなと思います。
逆に、小さな声でゆっくりゆっくり読んだほうがいいと感じる絵本もあるでしょう。
『えんやらりんごの木』(松谷みよ子文 遠藤てるよ絵 偕成社)は、静かにゆっくり歌い読みたい絵本です。
ところで、絵本をゆっくり読むと、集中して見なくなる。本当ですか?
そもそも集中ってなんでしょう?
じっとしっかり絵を見ることが集中なんでしょうか。
そんなことを、お子さんのようすを観察しながら考えるのも、子どもと一緒に生活する人の楽しみ方かもしれません。
1歳3ヶ月のお子さんにとっての「集中」って?
絵本を読んでいる時間の中にあるものはなんでしょう。
絵本の「絵」があり、読んでいる人の「声」があり、近くにいる人の「ぬくもり」があります。
「絵」に集中していないように見えても、ほかにあるものに、気持ちを向けているのかもしれません。わかりませんが。
正解探しじゃなく、「もしかして〜なのかな」と子どもの気持ちをおもんぱかることができるのも、親となった楽しさ、面白さとしてとらえてもらえたらいいなとお伝えしたいです。

問いかけをして思考力を養う?

1歳3ヶ月の我が子に、問いかけ、いっぱいしてあげてください。
「どのいちごが好き?」
「ママは、このいちごが好き」
「どのわんわんが好き?」
「パパは、この子が好きだな」
絵本を一緒に見ながら、いっぱい話しかけてあげてください。

思考力を養うことにつなげたいという期待を持つよりもまず、「絵本を読んでもらう時間は心地いいんだ」という体験を何度も何度も繰り返し体験させてあげてほしいです。

「思考力を養う」そのためには、身近な人からたくさんの言葉をかけてもらうことがマイナスになるはずはないと思います。
そのときに、絵本にある言葉を使うのは、とても理にかなっています。
声に出して読むと、なんと美しいにほんごでしょう。絵本にある言葉は、普段わたしたちが使うことのない言い回しもあります。なんていうことのない言葉だとしても、使わないなあという言葉もあります。
例えば『くだもの』(平山和子作 福音館書店)で繰り返される「さあ どうぞ」という言葉。
日常的に使いますか?
わたしは、使いませんねえ。
けれども、『くだもの』を読むだけで、「さあ どうぞ」と言えるのです。

子どもは、平山和子さんの言葉としては聞きません。ママ・パパの声で聞きます。ただ、絵本を広げて、そこにある言葉を音に変えて子どもの耳に届けるだけで、どれだけの美しい言葉のシャワーを浴びせられることでしょうか。さらに、絵本がそこにあれば、お子さんが気に入れば、何度も何度も繰り返し繰り返し、読むことができます。
聞きたくない言葉より、心地よい言葉を繰り返し耳に届ける。
「聴きたい」気持ちを育てる。
それは「思考力を養う」ことのとても重要な土台になるはずです。
そういう意味では、問いかけをせず、ただただ、絵本の言葉をそのまま読むだけでも十分なのです。
絵本を読むときに、話しかけてもいいし、問いかけをせずただ読むだけでもいい。絵本を読まずに話しかけるだけでもいい。大人が思う以上に、子どもは絵本の時間から思考以前のものを体全体で受け取っていると想像してみてください。すごい高いエネルギーを持つ人たちですよ。

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