Blog ブログ

卒業間近の小学6年生に絵本を読みに行ってきました。
小学校に来るのは、あと25日　なんですって。
カウントダウン、ですね。

読み聞かせでいただいている時間は、10分です。
このクラスに絵本を読めるのは最後だし、読みたい絵本があり過ぎて、4冊までは絞りましたが、決めかねて、みんなに聞いてみることにしました。

「こっちとこっち、どっちがいい？」
挙手してもらったら、おんなじくらいだったので、上甲の直感で、こちらを読みました。

つい先日（2024年1月31日）101歳でお亡くなりになった柚木沙弥郎さんの描いた絵本。

『魔法のことば』（柚木沙弥郎　絵　金関寿夫　訳　福音館書店）

エスキモーに伝わる詩　です。

ただ、口に出して言えばよかった。
そういう根源的な野生的な言葉の力を失わないで、忘れないで、いてほしい。

ちなみに、選択肢に持ってきたもう1冊はこちら。

『どんどんどんどん』（片山健　文研出版）
↑これも読みたかったです。
どんどんどんどん、自分の足で歩いていってほしい。
自分のペースで。
ときには休んで。

2冊目も、決めかねたので、２択で選んでもらいました。

いいと思う方を直感で挙手してもらうと、圧倒的にこちらでした。

『このよで いちばん はやいのは』（ロバート・フローマン 原作 天野祐吉 翻案　あべ弘士 絵　福音館書店）

どうかどうか、この先もずっと
子どもから大人へと成長しても
想像力の海を たぷたぷと たゆたってほしい。
干上がることなく。

みんながちっちゃい時から知ってる近所のおばちゃんとして、勝手に泣きそうになります。
グッと堪えましたが。

中学生になっても、街のどこかで会ったら、会釈しあえるくらいの関係でありたいです。
地域の中にそういう関係が細くても長く続くことが、わたしが読み聞かせボランティアを続けているモチベーションの一つです。







【関連記事】

高学年への読み聞かせボランティア
https://osekkainaobasan.com/2023/06/12/6nen_ehon/

【メニュー】読み聞かせボランティア入門講座
https://osekkainaobasan.com/2021/06/11/story-telling-voluntee/

【無料アーカイブ】読み聞かせボランティアさん向け　高学年への読み聞かせ
https://osekkainaobasan.com/2023/10/03/archive_ehon_volunteer/