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笑顔至上主義に疑問・小学1年生の保護者向け絵本講座

一部の人には反感を買うかもだけど、これはわたしが勝手に感じていることです。

よくほら、学校の教室の前にスローガンみたいに
「えがお いっぱい いいクラス」
「えがおが あふれる 1ねん1くみ」
「えがおで あいさつ げんきなクラス」
(↑こんなベタなのないかな)

笑顔至上主義っていうんですか。
これが苦手です。

もちろん、仏頂面より、笑顔の方がいいのかもしれません。

でも、泣きたい日も、怒りに震えるときも、心配で心配でたまらない日も、悲しくてしょうがない瞬間もありますよね。子どもだって。大人だって。

それを否定しているわけじゃないんでしょうけれど、否定されているように感じてしまう ひねくれたわたし がいます。

笑顔じゃないと ダメ? みたいな。
笑顔が いいの? みたいな。

どんな感情にも「いい」「悪い」は ない。

我慢して、無理矢理、笑顔を作る日があるのかもしれない。
でも、幼ければ幼いほど、感情と表情はなるべく一致していた方が健全だとわたしは思います。

ただ、統率するつもりの先生は、生徒がみんなニコニコしていた方がやりやすいかもしれないですよね。
でも、先生のやりやすさのために笑顔を無理に作る必要もないのでは、とわたしは思います。
むしろ、先生には、その子の感情と表情の一致を尊重してほしいと。
身近な大人をホッとさせるために、笑顔を作ることができるような、器用な子ばかりがもてはやされるのは なんだかな。

わたしがこう考えるのは、わたしは仏頂面の子どもだったから、なのかもしれません。
自分がどんな顔で小学1年生のクラスにいたのか、見てないからわからないけど。
笑顔でいられる時間はそんなに長くなかったと思います。

友だちを作れない。
給食が嫌い。
体育が嫌い。
学校が嫌い。

仏頂面のめんどくさい子どもだったと思います。

あの頃の「ありのままのわたし」はかなり手強い存在だったと。
だから、親も先生も周りの大人はわたしのことをきっと可愛いと思えなかったでしょう。
「めんどくさい子だ」とイラついていたと思います。
そう感じていました。

そんな子どもが大人になり、新1年生のためのおすすめ絵本を紹介する絵本講座のご依頼をいただきました。
こんなピンポイントなご依頼をいただけて、本当にありがたいです。





わたしが「新1年生におすすめの絵本」としてリストアップしたものには、かつてのわたしに読んであげたい絵本を入れています。
そして、かつてのわたしみたいな子どもの周りの大人にも、出会ってほしい絵本をリストアップしてます。

もしも、「絵本リストがほしい」という方は、こちらからお申し込みください。
PDFデータで絵本リストをプレゼントします。

また、小田原市立中央図書館様においては、おすすめ絵本のコーナーを作ってくださっているそうです。
(2024年4月26日現在)


新1年生のためのおすすめ絵本を紹介する絵本講座
いただいたご感想を一部抜粋で紹介します。


・だんだん字の多い本を選ぶようになっていたが、「絵を読む」ということを教えていただけてよかった。

・下の子は絵本を読むことが好きだが、上の子は図鑑をずーっと眺めることばかりなので心配していたが、これでもいいんだと心が軽くなった。

・引き続き、寝る前の読み聞かせをしていきたいと思った。図鑑や写真集も読み聞かせの一つと聞き、少し幅が広がった。小1になってから児童書に少しずつ移行しているが、児童書を読み聞かせることがどうかなと思っていたが、続けてもいいのだと肯定できてよかった。

・字が読めるようになってから、勉強になると思い、あまり読み聞かせをせず、自分で読ませていた。もう少し親子の時間を持ちたいと思い、すぐに子どもと「もっと一緒に読もうね」と約束をした。

・字が読めるようになったので、つい「自分で読めるでしょ」と言ってしまいがちだったたが、読んであげることの大切さがわかった。

・子どもに絵本を読み聞かせることの本質にふれた気がして、心があたたかくなった。今の母親はみんな忙しい。情報が多くて困惑している。子どもを巻き添えにしないためにも、親子で絵本をよむ、絵を楽しむ。心を通わせる時間をできるだけ作りたい。

・子どもと一緒に本に出会い直すことで大人にとってもよい刺激になるなと感じた。
学びの多いイベントで参加してよかった。ホッとできる時間=読み聞かせ という考えはなかったので新鮮だった。

・読み聞かせでは、文字を追いかけることに夢中になってしまっており、絵を楽しむ面白さを忘れていた。子どもと絵を楽しみながら、これからも長く、読み聞かせを続けていきたい。








小学生パパママのための絵本講座についてはこちら



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