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現在進行形で世界で一番有名な日本人の絵本『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』
小学校に絵本を読みに行きました。4年生のクラス。
こんなふうに始めました。
おはようございます。初めまして。
わたしは上甲と言います。
さて、みんなに質問です。
日本人のうち、世界で一番有名な人は誰でしょう？
「大谷翔平選手！」
そうね。
現在進行形で、世界で一番有名なの日本人は、大谷翔平選手だとわたしも思います。
皆さん、大谷翔平選手の絵本がつい最近、出たのは知ってますか？
「知ってる！」
「見せて！」
「わーそっくり！」
『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』
（とりごえこうじ文 山田花菜絵 世界文化社 2024年3月）
この絵本の絵を描いたのは、山田花菜さんなんですが、この人は、なんと！ なんと！
南足柄に住んでいるんです！
「えー！」
しかもなんと！ なんと！
上甲のともだちなんです！
「えー！」
と、すんごいドヤ顔で自慢をしつつ、
（ここまでは、読むたびに毎回セットの茶番劇になります）
じゃあ、この絵本を今から読みたいと思うんですがいいですか？
と読んできました。
「もしかして、大谷翔平の子どもの頃から？」
おお？ どうかな？
冒頭
「野球って しっていますか？」
と読むと
すかさず
「知ってる！」と口々に。
大谷さんは、8歳のとき、少年野球チームに入ります。そのチームの監督は、お父さんだったんですね。
あるあるです。
大谷さんは、贔屓されていると思われたくなかった。
ここがすごくリアルだなと思います。
大谷さんのことを、絵本にしようとするとき、子ども時代もエピソードはいろいろあると思うのですが、「贔屓されていると思われたくない」を入れたんだなあ。
子どもたちにとって、敏感な部分だと思います。
もしも、ここで贔屓されて、天狗になっていたら、今の大谷さんはいないでしょう。
きっと、子どもたちにとって、仲間からどう思われるかは重要案件。
大谷さんにグッと親近感を抱く部分なのかなあと思います。
また、少年だった大谷さんにとって、「贔屓されていると思われたくない」という気持ちは原動力のひとつともなっていたのかな。
大谷さんが夢に向かって具体的にどんなことにどんなふうに取り組んだのか、という部分も、子どもたちだけでなく、わたしにとっても、そういうことならできることがあるかもしれないと思わせます。
「道具を大切にする」
「よく食べる」
「たくさん寝る」
これは、わたしでもできそうよ。
いいなあと思ったのが、これ。
「ゴミを拾う」
あ。ごみ。と気づいた時に、さっと拾える人はかっこいい。
このことは、整体ボディワーカーの山上亮先生も、お話ししてくれました。
「感じたら動く」
大谷さんは「ただの天才」じゃなくて、「努力の人」でもあるんだなあ。
この絵本には、野球が好きな人が見れば、ああ、この人はあの選手、この人はあの選手、とわかるそうです。
わたしは、ダルビッシュ選手はわかりました。
あと、例の人も。
子どもたちも、わかったそうです。
大谷さんは、全国の小学校のグローブを寄贈してくれました。
それもこの絵本には描かれます。
子どもたちは
「キャッチボールしたー！」
「グローブ使ったー」と
口々に教えてくれました。
そうなんだー。
いいなあ。
まだ、現物を見たことないわー。
ラスト、大谷さんのこんなメッセージがあります。
（以下引用）
「せいこう、しっぱいと いうけれど、
しっぱいも つぎに いかせれば、
しっぱいじゃない。
だいじなのは、ゆう気を もって
やってみる ことだと おもいます」
（引用ここまで）
そうよね、大谷さん。
ありがとう。
この場面の大谷さんの後ろ姿の絵が、すごくいい。
スタジアムに向かって歩いている、その歩き方も、そう、こんな感じ。
盛り上がるのは、巻末にある「大谷翔平しんぶん」
大谷翔平選手の手形があるんです。
「おっきー！！」
「うわ〜〜〜！」と
歓声が上がります。
読むと10分くらいかなあ。
ちなみに、この絵本の中では、大谷翔平選手を
「大谷さん」と呼びます。
なんて呼ぶか、すごく考えられたんじゃないかな〜と想像しました。
「大谷翔平選手」だと長いし、
大谷選手？
もしくは、「ぼく」と一人称で物語るのもあり？
「大谷さん」はなんだか、親しみがあっていいなと思いました。
「オオタニサン」って呼ばれてますよね。
花菜ちゃんもずっと「描く」ために、大谷さんを「描く」人の目で、見続けてきたんだろうなあと思いました。
もはや、他人とは思えないんじゃないかしら。
甥っ子くらいには思ってるんじゃないかしら。
そうそう。
隠れキャラもいるのですよね。
図書館の絵本だと見つけられないかもしれません。
買った絵本だったら、見つけられるかな。
読み聞かせが終わってから、外を見ると、
新しい教頭先生が、一人の男の子とキャッチボールをしてました。
あれは・・・。
もしかして・・・。
そう。
大谷翔平選手のグローブ？！
わー。使ってるところを初めて見た〜。
売り上げの一部は日本赤十字社に寄付されるそうです。
『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』
（とりごえこうじ文 山田花菜絵 世界文化社 2024年3月）
絵を描いた山田花菜ちゃんと↑
#主観と本音で絵本を喋る
#読んでみたいと思ってもらいたい
#ほぼ毎日絵本紹介ライブ
#上甲の絵本紹介ライブ
↓
インスタグラムでも『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』ご紹介しています
こんなふうに始めました。
おはようございます。初めまして。
わたしは上甲と言います。
さて、みんなに質問です。
日本人のうち、世界で一番有名な人は誰でしょう？
「大谷翔平選手！」
そうね。
現在進行形で、世界で一番有名なの日本人は、大谷翔平選手だとわたしも思います。
皆さん、大谷翔平選手の絵本がつい最近、出たのは知ってますか？
「知ってる！」
「見せて！」
「わーそっくり！」
『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』
（とりごえこうじ文 山田花菜絵 世界文化社 2024年3月）
この絵本の絵を描いたのは、山田花菜さんなんですが、この人は、なんと！ なんと！
南足柄に住んでいるんです！
「えー！」
しかもなんと！ なんと！
上甲のともだちなんです！
「えー！」
と、すんごいドヤ顔で自慢をしつつ、
（ここまでは、読むたびに毎回セットの茶番劇になります）
じゃあ、この絵本を今から読みたいと思うんですがいいですか？
と読んできました。
「もしかして、大谷翔平の子どもの頃から？」
おお？ どうかな？
冒頭
「野球って しっていますか？」
と読むと
すかさず
「知ってる！」と口々に。
大谷さんは、8歳のとき、少年野球チームに入ります。そのチームの監督は、お父さんだったんですね。
あるあるです。
大谷さんは、贔屓されていると思われたくなかった。
ここがすごくリアルだなと思います。
大谷さんのことを、絵本にしようとするとき、子ども時代もエピソードはいろいろあると思うのですが、「贔屓されていると思われたくない」を入れたんだなあ。
子どもたちにとって、敏感な部分だと思います。
もしも、ここで贔屓されて、天狗になっていたら、今の大谷さんはいないでしょう。
きっと、子どもたちにとって、仲間からどう思われるかは重要案件。
大谷さんにグッと親近感を抱く部分なのかなあと思います。
また、少年だった大谷さんにとって、「贔屓されていると思われたくない」という気持ちは原動力のひとつともなっていたのかな。
大谷さんが夢に向かって具体的にどんなことにどんなふうに取り組んだのか、という部分も、子どもたちだけでなく、わたしにとっても、そういうことならできることがあるかもしれないと思わせます。
「道具を大切にする」
「よく食べる」
「たくさん寝る」
これは、わたしでもできそうよ。
いいなあと思ったのが、これ。
「ゴミを拾う」
あ。ごみ。と気づいた時に、さっと拾える人はかっこいい。
このことは、整体ボディワーカーの山上亮先生も、お話ししてくれました。
「感じたら動く」
大谷さんは「ただの天才」じゃなくて、「努力の人」でもあるんだなあ。
この絵本には、野球が好きな人が見れば、ああ、この人はあの選手、この人はあの選手、とわかるそうです。
わたしは、ダルビッシュ選手はわかりました。
あと、例の人も。
子どもたちも、わかったそうです。
大谷さんは、全国の小学校のグローブを寄贈してくれました。
それもこの絵本には描かれます。
子どもたちは
「キャッチボールしたー！」
「グローブ使ったー」と
口々に教えてくれました。
そうなんだー。
いいなあ。
まだ、現物を見たことないわー。
ラスト、大谷さんのこんなメッセージがあります。
（以下引用）
「せいこう、しっぱいと いうけれど、
しっぱいも つぎに いかせれば、
しっぱいじゃない。
だいじなのは、ゆう気を もって
やってみる ことだと おもいます」
（引用ここまで）
そうよね、大谷さん。
ありがとう。
この場面の大谷さんの後ろ姿の絵が、すごくいい。
スタジアムに向かって歩いている、その歩き方も、そう、こんな感じ。
盛り上がるのは、巻末にある「大谷翔平しんぶん」
大谷翔平選手の手形があるんです。
「おっきー！！」
「うわ〜〜〜！」と
歓声が上がります。
読むと10分くらいかなあ。
ちなみに、この絵本の中では、大谷翔平選手を
「大谷さん」と呼びます。
なんて呼ぶか、すごく考えられたんじゃないかな〜と想像しました。
「大谷翔平選手」だと長いし、
大谷選手？
もしくは、「ぼく」と一人称で物語るのもあり？
「大谷さん」はなんだか、親しみがあっていいなと思いました。
「オオタニサン」って呼ばれてますよね。
花菜ちゃんもずっと「描く」ために、大谷さんを「描く」人の目で、見続けてきたんだろうなあと思いました。
もはや、他人とは思えないんじゃないかしら。
甥っ子くらいには思ってるんじゃないかしら。
そうそう。
隠れキャラもいるのですよね。
図書館の絵本だと見つけられないかもしれません。
買った絵本だったら、見つけられるかな。
読み聞かせが終わってから、外を見ると、
新しい教頭先生が、一人の男の子とキャッチボールをしてました。
あれは・・・。
もしかして・・・。
そう。
大谷翔平選手のグローブ？！
わー。使ってるところを初めて見た〜。
売り上げの一部は日本赤十字社に寄付されるそうです。
『野球しようぜ！ 大谷翔平ものがたり』
（とりごえこうじ文 山田花菜絵 世界文化社 2024年3月）
絵を描いた山田花菜ちゃんと↑
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