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「こどものとも」じゃなくて「かがくのとも」なのが推しポイント『ここんぷいぷい』
『ここんぷいぷい 創作ことばあそび絵本』
(織田道代 作 木葉井悦子 絵 福音館書店 かがくのとも 1993年12月号)
個人的推しポイントは、ことばあそびの絵本が「こどものとも」じゃなくて「かがくのとも」で出版されているというところです。
福音館書店の定義する「かがく」は、広い。
福音館書店のホームページによると
(以下引用)
(引用ここまで)
この絵本には、ペーパーバックなんですけど、裏表紙前に「そで」みたいなのがあります。
そこに、こんなことが書いてあります。
(以下引用)
(引用ここまで)
1と2は「かがく」に繋がることが予想できますが、3の「あそび」も「かがく」につながるから、そこを真剣に絵本を作って子どもに手渡していくのだという福音館書店の気概を感じて、好きです。
わたしがこの絵本と出会ったのは、まずは「耳から」でした。
読み聞かせボランティアグループが集まる勉強会で、大先輩が、この中の一つのことばあそびを絵本なしで唱えてくれたのです。
魅了されました。
大先輩に、出典を教えてもらいました。
それが、この絵本でした。
わたしが魅了されたのは、表題にもなっている『ここんぷいぷい』ということばあつめの言葉遊びです。
(以下引用)
(引用ここまで)
「こん」の音が集められています。
1番は和風で、2番は洋風(笑)
この「ことばあつめ」が耳に楽しくて楽しくて。
「こん」とか「くり」とか
同じ音が繰り返される言葉遊びに弱い。
好きなんです。
わたしも口に出して言ってみたい。
子どもたちに読みたい。
覚えて唱えるのもいいのだけれど、絵本を手に入れたいと思いました。
ところが、ハードカバーにはなっていなくて、手に入れるのは難しい。
当時、ネットで古書を探すという手段も持ち合わせていなかったのだと思います。
2014年3月に神田神保町のみわ書房さんにて、ごそっと置いてあったバックナンバーを隅からずっと舐めるようにチェックしていて、見つけました。
ことばあつめ以外にも
・かぞえうた
・じゅもん
・かさねことば
・まぜかえしことば
・くりかえしことば
・そっくりことば
・かぞえことば
・さかさことば
・はやしことば
・はさみことば
など、いろんな言葉遊びが、載っています。
日本のマザーグースみたいな感じかもしれません。
言葉で遊ぶってすごく文化的な遊びだと思います。
音を楽しむことは、赤ちゃんから楽しめる。
意味がわかるようになったら、もっと楽しめる。
大人になったら、滑舌を楽しめる。
木葉井悦子さんの絵も「遊び」みたいです。
絵の上に、チラシかチケットか紙が切って、ちぎって、よじって貼ってあったりします。
脈絡がないような言葉遊びが並ぶ、その下で、絵でも2匹のキツネが生き生きと遊び、泣き、よく見たらずっとストーリーが繋がっています。すごい!
テキストも、「遊び」みたいに置いてあります。
わたしは、木葉井悦子さんの絵に、この絵本で初めて出会いました。
わくわくするような絵。
なんて楽しい気持ちにさせる絵なんだろう。
この数年後に、木葉井悦子さんの絵本『ぼんさいじいさま』に出会って、驚きました。
こういう絵も描かれるのね。。。
木葉井悦子さんはすでにお亡くなりになられています。
吉祥寺の絵本専門古書店「MAIN TENT(メインテント)」さんにて、再び、この絵本に出会いました。
「わ〜! 『ここんぷいぷい』が売ってる! これは『買い』ですよ」と一緒に行った絵本セラピスト仲間に推してきました。(購入されました)
『ここんぷいぷい』のCDもあります。
(詞:織田道代 曲:伊藤康英 うた:稲村なおこ、ピアノ:伊藤康英)
『ここんぷいぷい 創作ことばあそび絵本』
(織田道代 作 木葉井悦子 絵 福音館書店 かがくのとも 1993年12月号)
#主観と本音で絵本を喋る
#読んでみたいと思ってもらいたい
#ほぼ毎日絵本紹介ライブ
#上甲の絵本紹介ライブ
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インスタグラムでも『ここんぷいぷい』ご紹介しています
(織田道代 作 木葉井悦子 絵 福音館書店 かがくのとも 1993年12月号)
個人的推しポイントは、ことばあそびの絵本が「こどものとも」じゃなくて「かがくのとも」で出版されているというところです。
福音館書店の定義する「かがく」は、広い。
福音館書店のホームページによると
(以下引用)
「かがくのとも」は、好奇心いっぱいの子どもたちに「見て」「考えて」「確かめて」「知る」楽しさをお届けする月刊科学絵本です。(中略)
「かがくのとも」のテーマは、子どもたちの身の回りのことすべて! 身近な植物、動物、モノ、現象を、事実の羅列ではなくストーリー性を大切にして、子どもたちに伝えます。子どもたちの発見の喜びや驚きを応援する絵本、それが「かがくのとも」です。
(引用ここまで)
この絵本には、ペーパーバックなんですけど、裏表紙前に「そで」みたいなのがあります。
そこに、こんなことが書いてあります。
(以下引用)
「かがくのとも」には3つのテーマ
1 どきどき! しぜん
2 わくわく! にんげん
3 わいわい! あそび
(引用ここまで)
1と2は「かがく」に繋がることが予想できますが、3の「あそび」も「かがく」につながるから、そこを真剣に絵本を作って子どもに手渡していくのだという福音館書店の気概を感じて、好きです。
わたしがこの絵本と出会ったのは、まずは「耳から」でした。
読み聞かせボランティアグループが集まる勉強会で、大先輩が、この中の一つのことばあそびを絵本なしで唱えてくれたのです。
魅了されました。
大先輩に、出典を教えてもらいました。
それが、この絵本でした。
わたしが魅了されたのは、表題にもなっている『ここんぷいぷい』ということばあつめの言葉遊びです。
(以下引用)
こんこん ちきちき こんちきち
こんこん つくつく こんづくし
こんこんむらの こんきちさんちの
こんやの こんだて なんだろう
れんこん こんにゃく こんちく ちくわ
こんろで にこんだ こんぶに だいこん
そのうえ おやつは こんころもち
こんこんまちの こんこさんちの
こんやの こんだて なんだろう
こんがり やけた ベーコンに
コンソメスープと コンビーフ
コーンコロッケ バターコーン
そのうえ おやつは こんぺいとう
(引用ここまで)
「こん」の音が集められています。
1番は和風で、2番は洋風(笑)
この「ことばあつめ」が耳に楽しくて楽しくて。
「こん」とか「くり」とか
同じ音が繰り返される言葉遊びに弱い。
好きなんです。
わたしも口に出して言ってみたい。
子どもたちに読みたい。
覚えて唱えるのもいいのだけれど、絵本を手に入れたいと思いました。
ところが、ハードカバーにはなっていなくて、手に入れるのは難しい。
当時、ネットで古書を探すという手段も持ち合わせていなかったのだと思います。
2014年3月に神田神保町のみわ書房さんにて、ごそっと置いてあったバックナンバーを隅からずっと舐めるようにチェックしていて、見つけました。
ことばあつめ以外にも
・かぞえうた
・じゅもん
・かさねことば
・まぜかえしことば
・くりかえしことば
・そっくりことば
・かぞえことば
・さかさことば
・はやしことば
・はさみことば
など、いろんな言葉遊びが、載っています。
日本のマザーグースみたいな感じかもしれません。
言葉で遊ぶってすごく文化的な遊びだと思います。
音を楽しむことは、赤ちゃんから楽しめる。
意味がわかるようになったら、もっと楽しめる。
大人になったら、滑舌を楽しめる。
木葉井悦子さんの絵も「遊び」みたいです。
絵の上に、チラシかチケットか紙が切って、ちぎって、よじって貼ってあったりします。
脈絡がないような言葉遊びが並ぶ、その下で、絵でも2匹のキツネが生き生きと遊び、泣き、よく見たらずっとストーリーが繋がっています。すごい!
テキストも、「遊び」みたいに置いてあります。
わたしは、木葉井悦子さんの絵に、この絵本で初めて出会いました。
わくわくするような絵。
なんて楽しい気持ちにさせる絵なんだろう。
この数年後に、木葉井悦子さんの絵本『ぼんさいじいさま』に出会って、驚きました。
こういう絵も描かれるのね。。。
木葉井悦子さんはすでにお亡くなりになられています。
吉祥寺の絵本専門古書店「MAIN TENT(メインテント)」さんにて、再び、この絵本に出会いました。
「わ〜! 『ここんぷいぷい』が売ってる! これは『買い』ですよ」と一緒に行った絵本セラピスト仲間に推してきました。(購入されました)
『ここんぷいぷい』のCDもあります。
(詞:織田道代 曲:伊藤康英 うた:稲村なおこ、ピアノ:伊藤康英)
『ここんぷいぷい 創作ことばあそび絵本』
(織田道代 作 木葉井悦子 絵 福音館書店 かがくのとも 1993年12月号)
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