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「遠近法」という言葉を使わずに遠近法を面白がらせる秀逸な絵本『とおくにいるからだよ』
『とおくにいるからだよ』
(くりはらたかし作絵 教育画劇 2019年10月)
遠くにあるものは、小さく見える。
近くにあるものは、大きく見える。
わたしたちは、経験上、それを知っているので、一枚の絵の中で、大きいものと小さいものが描かれていたら、小さいものは遠くにあるように見える。
これが「遠近法」
この「遠近法」を制約のある絵本で面白がっているのが、こちらの作品です。
(以下引用)
(引用ここまで)
カタツムリとネズミ
ネズミとネコ
ネコとイヌ
イヌとタロウ
と
このやりとりが繰り返されます。
絵本における一枚の紙という制約の中で、遠近を表現する。
ところが、
イヌ、タロウとロボットと家
ここで、ページをめくると、あれ! っと一瞬ハッとする展開になります。
この次にトリがやってくるのですが、ここでも、ページをめくると「あ!」
「そうきたか!」という展開です。
ここの驚きは、紙でできた絵本の制約を存分に生かしていると思います。
見開きのページからはみ出して、大きさを表現されています。
この後も、飽きさせません。
テンポよく、驚かせていきます。
思わず、声が出てしまいます。
ラストページは、つい、真似したくなります。
奥付のページにある絵は、飛行機に乗っている人なのかな。
後ろの見返しの絵は、サザエさんを彷彿とさせます。
小学2年生のクラスで読みましたが、
「とおくにいるからだよ」とか
「えー!」とか
たくさんのツッコミや合いの手を入れながら楽しんでくれました。
買ってよかった1冊です。
カバーもくるっと一周、絵がつながっている。
『とおくにいるからだよ』
(くりはらたかし作絵 教育画劇 2019年10月)
#主観と本音で絵本を喋る
#読んでみたいと思ってもらいたい
#ほぼ毎日絵本紹介ライブ
#上甲の絵本紹介ライブ
↓
インスタグラムでも『とおくにいるからだよ』ご紹介しています
(くりはらたかし作絵 教育画劇 2019年10月)
遠くにあるものは、小さく見える。
近くにあるものは、大きく見える。
わたしたちは、経験上、それを知っているので、一枚の絵の中で、大きいものと小さいものが描かれていたら、小さいものは遠くにあるように見える。
これが「遠近法」
この「遠近法」を制約のある絵本で面白がっているのが、こちらの作品です。
(以下引用)
「アハハ!
むこうに ぼくより ちいさな カタツムリが いる!」
アリが わらいました。
「とおくに いるからだよ。
とおくにいるから ちいさく みえるんだよ」
カタツムリは いいました。
(引用ここまで)
カタツムリとネズミ
ネズミとネコ
ネコとイヌ
イヌとタロウ
と
このやりとりが繰り返されます。
絵本における一枚の紙という制約の中で、遠近を表現する。
ところが、
イヌ、タロウとロボットと家
ここで、ページをめくると、あれ! っと一瞬ハッとする展開になります。
この次にトリがやってくるのですが、ここでも、ページをめくると「あ!」
「そうきたか!」という展開です。
ここの驚きは、紙でできた絵本の制約を存分に生かしていると思います。
見開きのページからはみ出して、大きさを表現されています。
この後も、飽きさせません。
テンポよく、驚かせていきます。
思わず、声が出てしまいます。
ラストページは、つい、真似したくなります。
奥付のページにある絵は、飛行機に乗っている人なのかな。
後ろの見返しの絵は、サザエさんを彷彿とさせます。
小学2年生のクラスで読みましたが、
「とおくにいるからだよ」とか
「えー!」とか
たくさんのツッコミや合いの手を入れながら楽しんでくれました。
買ってよかった1冊です。
カバーもくるっと一周、絵がつながっている。
『とおくにいるからだよ』
(くりはらたかし作絵 教育画劇 2019年10月)
#主観と本音で絵本を喋る
#読んでみたいと思ってもらいたい
#ほぼ毎日絵本紹介ライブ
#上甲の絵本紹介ライブ
↓
インスタグラムでも『とおくにいるからだよ』ご紹介しています