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ワンポイントアドバイス 絵本の選び方

【いただいたご質問】どんな絵本を選んだらいいですか?

どんな絵本を選んだらいいですか?

この質問にははっきり言って答えられません。

なぜならそれは
「どんな生き方をしたらいいですか?」
と同じくらい難しい質問だからです。

「わたしは、この絵本が好きです」は言えます。

この世に存在する数多の絵本の中から「これ」と決める

それは「奇跡の出会い」みたいなもんです。

その一つ一つの出会いを楽しんだらいいんじゃない?

「ハッ」と心を動かされて、出会う。

そのことをおもしろがっちゃえばいいんじゃない?

失敗なんてない。

失敗、とそのときは思っても、どのタイミングで子どもが気にいるか、未知数。

そしてやっぱり、選ぶ絵本には、多かれ少なかれ、その人の生き様がにじみ出る。

どんなに「この人と気が合う!」と思ってても
持ってる絵本がちっとも被らない、ってこともあるあるで。

まあ、そうは言っても、それでスパンと放り投げちゃうと、あんまりかなと思うので
質問をいただいたときには、選ぶ方法のヒントをいくつかお伝えしたりします。

よく言われるのが「成人式を迎えた絵本」

初版から20年以上経っている絵本は、まあ、いいんじゃない?

だって、絵本って新しく作られても売れなきゃすぐに消えていきますからね。
20年も売れ続けてるってのは一つの目安には、なりますよね。

ただし、今、新しく出版されている絵本の中にもいいなと思うものはあります。

それとやっぱり、お金を出して買う人は「大人」で読んでもらう人は「子ども」
ここのギャップがどうしてもありますよね。

大人がいいと思う絵本と子どもが喜ぶ絵本が必ずしも一致するとは限らない、ってところですよね。

なおかつ、わたしは子どもと一緒に本屋さんに行くことをオススメしません。

なぜなら、音の出る絵本(?)や
付録の付いているものや
キャラクター絵本や
パズルなどに
すっ飛んでいってしまうことが多いからです。

それが悪い、というわけではなく。

でも、いつも、子どもに選ばせるとそればっかりになっちゃいますよね。

いい方法があります。

子どもに選ばせる、だけど、ある程度、親の縛りを作った中で、そしてすぐに買うと決めなくてもいい。

赤ちゃんでは無理なんだけど、「出版目録」を使ってみるっていう方法があり。

これです↓
絵本の選び方 ひとつの方法 出版目録編

絵本の出版社の目録は無料でもらえます。
子どもに「この中から、気になる絵本、読んでみたいなと思う絵本、選んで」と付箋をつけてもらいます。
絵本の中身はわからないので、決め手は表紙とタイトルくらいです。表紙は大事。
意外な子どもの好みや興味関心に気づくことができるかもしれません。
実際、買うか買わないかは、その場ですぐに決めなくてもいいのも良いところ。

あとは、いろんな団体の読み聞かせ会などに参加してみて
読んでもらって、子どもが好きそうなのを買ってみる、とか。

パラパラと見ただけではそんなにいいと思わないけど
声に出して読んでもらって、良さに気づく

絵本ってそういうところがありますよね。

あと、図書館で借りてきて
子どもがすごく気に入って
何回も何回も「読んで」っていうのなら
買ってあげてほしいなあって
個人的希望はあります。

だって、読みたいときに(読んでもらいたいときに)
そこにある幸せ。

この幸せを与えてあげられるのは
親だけ、だもの。




こちらでおすすめ絵本をご紹介しています。


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