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【報告】モンテッソーリ幼稚園 八王子こどもの家様にて絵本講演会・いただいたご感想
保護者の皆様に絵本で子育てのお話をさせていただきました。
事前に話は聞いていましたが、想像以上に牧歌的な風景の広がる幼稚園でした。
定員30人の小規模な幼稚園です。
幼稚園の周りには、広大な畑が広がります。
幼稚園の近くにはヤギが10頭以上います。
玄関では、カイコがムシャムシャ桑の葉を食べてました。
教室の棚には、すりこぎとすり鉢があって、園児さんは、ゴマをするそうです。
コーヒー豆をミルで挽いたりもするそうです。
絵本のコーナーは、狭ーい空間にベンチがあって、居心地良さげ。
お母さんたちが作ったマットが力作すぎて感動的でした。
幼稚園の周りにあるものを刺繍してあるマットです。
ものすごく手が込んでます。
保護者の皆様の手作りのおもちゃもハイクオリティで感動しました。
朝、わたしが園庭にお邪魔すると、異年齢のこどもたちがシャボン玉で遊んでいました。
講演会の会場は、幼稚園の近くの「老人憩の家」でした。
懐かしい。
前職(町役場職員)のとき、「老人憩の家」の管理の担当もしてたことあります。
地域の高齢者の憩いの場です。
その和室を会場として、保護者の皆様、30人くらいいらしたかなあ。
ほぼ全員出席だったということでした。
いつものように、わたしの「ちゃんとできない母親ぶり」を暴露しつつ、絵本でどんなことが起きたのか、
子どもと絵本を読むとはどういうことなのか、具体例を交えてお話ししました。
保護者の皆様が、ぶんぶんと縦に首を振りながら、笑いながら、話を聞いてくださったので、とても話しやすかったです。
アンケートを読んで感激しました。
保護者の皆様のあまりの受け取り感度の高さに助けられる思いです。
わたしがお伝えしきれなかったことも、それ以上のことも、感じ取ってくれたり、気づいてくれたり、したんだなあとわかりました。
すぐに実践に移してくれて、お子さんの様子を教えてくれたのも、ありがたいことです。
聞いて終わり、じゃなくて、行動を変化する、気持ちをベクトルを変化する、そこまでをわたしの絵本講座のミッションとしているので、良かったーと思っています。
いただいたご感想は、下にご紹介しています。
目次
いただいたご感想
A4のアンケート用紙にびっしりご記入くださる方が多かったです。裏面にまで書いてくださる方も。
承諾いただいた方のご感想を抜粋でご紹介させていただきます。
■絵本の読み聞かせについて、最初に自分が想像していた話とは良い意味で違い、話に夢中になり、あっという間の時間でした。
改めて、絵本の魅力を感じる時間となり、ただ読み聞かせる形式的な自分から脱け出せるような気づきの時間でした。
子どもたちの感じていることに目を向けられて、自分自身も絵本を読み聞かせることが楽しみとなり、何に関心がいっているのだろうと子どもたちの反応をよくみるようになりました。
絵本だからこそ、「話」からだけでなく、「絵」からも子どもたちが想像力を働かせて、たくさんのことを感じ、考えているのだなと思いました。
自分のこともほめつつ、子どもたちとの絵本の時間、自分ももっと楽しみながら過ごしていこうと思いました!
■”ただただ楽しく絵本を読めばよい”というポジティブなメッセージをお話の随所から感じ、とても気持ちが軽くなりました。
■お話を伺ってからは、子供達に「これ読んで!!」と本を持って来られた時、「私」を求められている!!と感じる様になり、今までなら手を止めたくないと感じていた時でも、ものすごく疲れている時でも、今のところ、「ハイ!!よろこんで」と応えられる様になっています。
その返事に子供達は毎回、大笑いしてくれて、子供達の方から、「寝る前でいいよ」と言ってくれた事もありました。
その時の気持ちを受け止めてもらえた!!という安心感が大切だったのかなぁ、と感じました。
■絵本のお話につながる子育てのお話は共感の嵐でした。
今までも大変だったし、きっとこれからもまだまだ大変だと思うけど、かわいい、うれしい、幸せ、もたくさんあったし、これからもたくさんあると信じて、「今」を大切に、子供達とのかけがえのない時間をいろいろな種をまきながら、過ごしていきたいと思います。
■自分は、いつも早口で絵本を読んでいるな…と自覚はあったのですが、絵本の絵を見る時間を考えると、そんなに急いでページをめくらなくて良いよな....と思いました。
ついつい、早く寝てほしい気持ちが先走りすぎて早口で読む傾向にありましたが、改めて、ゆっくり子どもと絵本をじっくり見たり、ながめるだけの時間も良いんだろうなと感じました。
■笑いあり、涙ありの90分間でした。
「絵本は大事。」と言われ頭ではわかっていたものの、私自身(両親(共働き)で3人兄弟の真ん中の私、です。)は母から絵本を読んでもらった記憶がなく、祖父から絵本を読んでもらった記憶が残っていますが、絵本の面白さ、大事さを理解していませんでした。
なので、我が家は夫が読み聞かせ担当で私は時々でした。
「子供は絵を読んでいる」というのも子供とのエピソードを振り返ると納得しました。
そういう子供目線の視点に気づかせて頂き、これからの子供との絵本Timeは子供の反応を楽しみながら過ごしたいです。
小2の長男はバトミントンをしたいと言うので、いつもなら忙しいと言って断っていたのですが、バトミントンの時間を30分、夕方に持ったら、「かか、今日はなんで優しいの?」と言ってきました。
子供は親と一緒に何かできること、時間を共有することで満たされるんだなと「ハッ」と気づきました。
■娘は絵本が大好きで、毎日数冊は読んでいるのですが、その時間も娘の人生の内のわずかな時間たのだな、と、今回初めて気付かせていただき、大事にしていきたいなぁと思いました。
■講演のとき、ハっとしました。
確かに、親でなければできない読み方をしていますね。
子どもたちにとっても、特別な時間ですね。
絵本を読む時間だけでなく、子どもと一緒に過ごす時間、手をつないでいる時間、一緒にお風呂に入る時間、幼稚園の送り迎えの時間、、、
考えてみると、毎日がキラキラしていると本当に思います。
その時は大変なこともたくさんありますが、できるだけ、ニコニコして、大事に過ごしたいなあと思います。
絵本講演会のご依頼、お待ちしております。
幼稚園や保育園の家庭教育学級の講師として、お声かけいただいています。