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「違うよ! それ、ママのバッグじゃないよ!」 効果的な赤づかい 見つけたら買いの名作絵本『ママのバッグ』
『ママのバッグ』
(花山かずみ 福音館書店 2016年9月 こどものとも年少版 2022年4月特製版)
雨の日に、傘をさして長靴はいてママとお出かけです。
雨の日は、子どもも大人も途端に視界が狭くなります。
手も繋ぎにくいし。
だから、この子は、ママの赤いバッグを大切な目印にして歩きます。
ちょうど、このこの目線の高さに、ママの赤いバッグがあるのです。
この絵本は、赤いバッグ以外は、モノトーンで描かれます。
だから、わたしたちも、赤いバッグを目印にこの子と雨の日のお出かけをします。
この商店街は、イマドキ珍しく、雨にも関わらずたくさんの人で賑わっています。
だから見失いそうになります。
チラッと見える赤いバッグ。
ママのバッグを目印に、ちょっとママが見えなくなっても、傘をさして前へ進みます。
ほら、赤いママのバッグ。
ページをめくると、
「あれれ、ママじゃない!」
赤いからママのバッグだと思ったら、それはポストでした。
でもすぐにママは
「しゅうちゃん こっちよ!」と振り向いて言ってくれます。
「ああ よかった」と、絵本の中のこの子と同じくらい、わたしたちも思います。
そんなことが繰り返されます。
赤いのはママのバッグ、、、じゃない。
聞いている子どもたちは「違うよ! それ、ママのバッグじゃないよ! ◎◎だよ!」と教えてくれます。
(これも、「志村〜後ろ絵本」のジャンルに入れてもいいかもしれません)
「志村〜後ろ」絵本 教えてあげたくてたまらない『ハンダのびっくりプレゼント』
ドキドキしちゃう。
ハラハラしちゃう。
最後には、雨がやんで、手を繋いで歩きます。
これは、本当に名作だと思います。
緊張と弛緩の繰り返し。
赤いものが何かを当てる楽しさ。
絵で物語られるたくさんのサイドストーリー。
赤づかいが効果的で素晴らしい。
この絵本をわたしは、千葉県千葉市にある絵本専門店「えるふ」さんで購入しました。
千葉県教育委員会様主催の絵本講演会のあとで寄らせてもらいました。
なんと、この絵本に「えるふ」さんが登場しているのです。
店主さんも登場しています。
これは、実際の商店街なのかなあ。
わたしが購入したのは、こどものとも社販売の特製版というもので、通常の書店では購入できないものみたいです。
もしも、どこかでバックナンバーを見かけたら、迷わず「買い」の絵本です。
『ママのバッグ』
(花山かずみ 福音館書店 2016年9月 こどものとも年少版 2022年4月特製版)
インスタグラムでも『ママのバッグ』ご紹介しています
(花山かずみ 福音館書店 2016年9月 こどものとも年少版 2022年4月特製版)
雨の日に、傘をさして長靴はいてママとお出かけです。
雨の日は、子どもも大人も途端に視界が狭くなります。
手も繋ぎにくいし。
だから、この子は、ママの赤いバッグを大切な目印にして歩きます。
ちょうど、このこの目線の高さに、ママの赤いバッグがあるのです。
この絵本は、赤いバッグ以外は、モノトーンで描かれます。
だから、わたしたちも、赤いバッグを目印にこの子と雨の日のお出かけをします。
この商店街は、イマドキ珍しく、雨にも関わらずたくさんの人で賑わっています。
だから見失いそうになります。
チラッと見える赤いバッグ。
ママのバッグを目印に、ちょっとママが見えなくなっても、傘をさして前へ進みます。
ほら、赤いママのバッグ。
ページをめくると、
「あれれ、ママじゃない!」
赤いからママのバッグだと思ったら、それはポストでした。
でもすぐにママは
「しゅうちゃん こっちよ!」と振り向いて言ってくれます。
「ああ よかった」と、絵本の中のこの子と同じくらい、わたしたちも思います。
そんなことが繰り返されます。
赤いのはママのバッグ、、、じゃない。
聞いている子どもたちは「違うよ! それ、ママのバッグじゃないよ! ◎◎だよ!」と教えてくれます。
(これも、「志村〜後ろ絵本」のジャンルに入れてもいいかもしれません)
「志村〜後ろ」絵本 教えてあげたくてたまらない『ハンダのびっくりプレゼント』
ドキドキしちゃう。
ハラハラしちゃう。
最後には、雨がやんで、手を繋いで歩きます。
これは、本当に名作だと思います。
緊張と弛緩の繰り返し。
赤いものが何かを当てる楽しさ。
絵で物語られるたくさんのサイドストーリー。
赤づかいが効果的で素晴らしい。
この絵本をわたしは、千葉県千葉市にある絵本専門店「えるふ」さんで購入しました。
千葉県教育委員会様主催の絵本講演会のあとで寄らせてもらいました。
なんと、この絵本に「えるふ」さんが登場しているのです。
店主さんも登場しています。
これは、実際の商店街なのかなあ。
わたしが購入したのは、こどものとも社販売の特製版というもので、通常の書店では購入できないものみたいです。
もしも、どこかでバックナンバーを見かけたら、迷わず「買い」の絵本です。
『ママのバッグ』
(花山かずみ 福音館書店 2016年9月 こどものとも年少版 2022年4月特製版)
インスタグラムでも『ママのバッグ』ご紹介しています