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そもそも「絵本で子育て」という言葉から、どんなイメージを抱きますか？

 

「絵本で子育て」と言えば、

なんだかほんわりとふわふわした優しげなママがしっとりと子どもをかき抱いて絵本を読み聞かせ、うふふ、おほほ、なんて親子で顔を見合わせて、笑い合っている穏やかな暮らし。（←貧弱なイメージか）

 

実態は（わたしの場合は）、そんなもんじゃない。

もっと、ベトベトのドロドロのヘニャヘニャだ。

 

ただ、絵本の中にある「だいすきだよ」という隠れメッセージを伝えることに救われていた。

 

 

極論かもだけど「絵本で子育て」なんて、子育てが上手にできない人専用　にしたい。

子どもが可愛くて可愛くてたまらない人には、別に絵本なんて必要ない。読んでもいいけど。

 

わたしは知っている。

この世には、絵本なんか1冊も読まなくたって、子どもをちゃんと可愛がって、愛して、育てているかっこいいお母さんたちがたくさんいるのを。

 

「絵本で子育て」をしているからって、別に偉くもなんともない。

賢い子を育てようとしている、意識高い系なわけでも、当然　ない。

 

むしろ、わたしの場合は、それしかできんかった。

子どもをちゃんと可愛がることが、難しくて、絵本を読むことで罪滅ぼしのような気になっていた。

今でも、自分の子育ては、人にエラソーに言えることなんか何にもない、と思う。

 

「絵本で子育て」が持つイメージの対極にいる　かつてのわたしのような人に出会うには、どうしたらいいのかなあと考え続けている。

けど、いまだに、どうしたらいいかわからない。

絵本好きな人には会える。

子どもをちゃんと愛して育てたいと思っている人には会える。

「絵本で子育て」とか言っちゃってるから、ダメなんだろうなあ。

とか、つらつらつらつら、考えている。

興味のない人に会うのは、至難の業。

わたしは別に、「絵本の素晴らしさ」を伝えたいわけでもないし。

 

ここまで書きながら、やってることと、会いたい人とがマッチしていないことに薄々気づいていることに気づき・・・

 

でも、絵本が好きで、興味があって、子どもに読みたいと願っている人に会うのは、やっぱり楽しいし嬉しいし共感するし居心地がいい。

会いたいと思ってくれる人に、会えれば、いいか。（結局は雑なまとめ）

 

絵本講演会のご依頼など、お待ちしております。
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