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【報告】南足柄市立図書館 読み聞かせボランティア育成講座
南足柄市立図書館様よりご依頼いただき、読み聞かせボランティアさん向けの講座、全4回のうちの後半2回の講師を担当させていただきました。
前半2回は、読み聞かせボランティアの大先輩のグループが講師を担当されました。
わたしは、3日目に、読み聞かせボランティアにおける基本的なお話を2時間、
2024年10月27日の4日目は、実技発表で2時間を担当しました。
↑終わってホッとしているところ
1日のみ、2時間の講座ですと、実技まではできませんので、2日間あるとより良いなあと思います。
3回目と4回目は2週間空きましたので、その間に、5分で読み終える絵本を選んで、各自、読む練習をしてきてもらいました。
絵本を選ぶときには、「誰に」「どこで」読むかも考えてもらいました。
例えば、「3歳児さんに」「保育園で」とか「1年生に」「小学校で」とか。
4日目は、まず、口周りを緩める早口言葉の絵本を みんなで声をそろえて1冊読みました。
そのあと、体を激し目に動かす絵本を1冊読みました。
もちろん、参加者の皆さんにも体を動かしてもらいました。
そして、3日目の復習をちょっとだけしました。
それから読み聞かせの実技を7名の方にチャレンジしていただきました。
(ホワイトボードがなかったので)壁に紙をはってそこに発表順を書き出しました。
発表順は、単純に参加申し込み順としました。
やり方の手順も書き出しました。
まず、お名前を言ってもらい、誰にどこで読むのかを言ってもらいました。
聞き手は、そのつもりで聞きます。
5分、タイマーをセットしました。
時間感覚をつかんでもらえたらと思いました。
練習と実際では変わることもあるので。
5分過ぎたとしても、最後まで読んでくださいとは伝えましたが、5分過ぎた人は誰もいませんでした。
そのあと、聞き手の皆さんに、お手紙のように「**さんへ」「++より」と感想シートを1分くらいで書いてもらい、読み手に渡してもらいました。
そのあと、わたしが、実技をしてくれた方にお話を聞きながら、良かったところはもちろん、その絵本の読み方のポイントや、実際に子どもに読んだらどんな感じになるかなどの話や、ちょっとした改善点などをお伝えしました。
これでだいたい一人10分〜15分くらい。
7人なので、1時間半くらいかかります。
最後に、質問にお答えして、自分の失敗談を晒し、大事なスピリッツ「めげない」をお伝えし、前半の講師の大先輩方にまとめていただき、ちょうど2時間。
ほー。良かった。時間内に終わりました。
ご参加くださった方は、すでに読み聞かせボランティア活動をされている方もいらっしゃいましたが、本当に生まれて初めて今日、人前で絵本を読んだ、という方もいらっしゃいました。
しかも、男性お二人。
皆さん、それぞれに、真摯に絵本を選び、真面目に練習をして、今日の日を迎えたことがありありと伝わりました。
2時間で、知らない絵本に出会え、声に出して読んでもらうことの心地よさを再認識し、人前で読むことの緊張感と快感を味わい、やってみようと勇気を得る。
そんな時間になったのではないかと思います。
ホッとしました。
甘いものがほしいです。
疲れました。
2013年に、絵本講師になってから数年間は、講座が終わると毎回、魂が抜けたように虚脱状態になっていました。
実際、魂を明け渡すような行為を続けていたのかもしれません。
魂、だと大袈裟だけど、なんかそれに近いもの。
ここ最近は、そこまでではなく、魂(みたいなもの)の明け渡しが軽やかになってきた(なっていいのかわからないけど)
だから、午前、午後、夜、1日に3本、みたいなこともできるようになってきた。
でも、今回は久しぶりに、かつての虚脱状態に近い感じになりました。
実技をしてくれた参加者の皆さんに
その場で、講評、なんてエラそーだけど、その場で来た球を打ち返す瞬発力と語彙力と勇気づけと的確なアドバイスが求められる1時間半、というのが脳が疲れたんだ、と思いました。
鈍臭いわたしにしては、かなり、がんばって、いいところに打ち返したんじゃないかと思う。
なんの絵本を読まれるか、わからないし、前もっての準備もできないから、
いかに、自分の引き出しから、今この場で、いい感じのものを取り出せるか、試された気がします。
学校の先生とか、毎日朝からずっとこういうことをし続けているんですよね、本当に尊敬します。
いただいたご感想です。
・・・
・・・
宝物 と言っていただいたのは
こちらのことかもしれません
↓
「どの絵本を選ぶか」は「どう生きるか」と同じくらいその人自身のものだ
ご参加くださいましてありがとうございました。
読んでもらった絵本、わたしも子どもたちに読みたいです。
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【無料アーカイブ】読み聞かせボランティアさん向け 高学年への読み聞かせ
前半2回は、読み聞かせボランティアの大先輩のグループが講師を担当されました。
わたしは、3日目に、読み聞かせボランティアにおける基本的なお話を2時間、
2024年10月27日の4日目は、実技発表で2時間を担当しました。
↑終わってホッとしているところ
1日のみ、2時間の講座ですと、実技まではできませんので、2日間あるとより良いなあと思います。
3回目と4回目は2週間空きましたので、その間に、5分で読み終える絵本を選んで、各自、読む練習をしてきてもらいました。
絵本を選ぶときには、「誰に」「どこで」読むかも考えてもらいました。
例えば、「3歳児さんに」「保育園で」とか「1年生に」「小学校で」とか。
4日目は、まず、口周りを緩める早口言葉の絵本を みんなで声をそろえて1冊読みました。
そのあと、体を激し目に動かす絵本を1冊読みました。
もちろん、参加者の皆さんにも体を動かしてもらいました。
そして、3日目の復習をちょっとだけしました。
それから読み聞かせの実技を7名の方にチャレンジしていただきました。
(ホワイトボードがなかったので)壁に紙をはってそこに発表順を書き出しました。
発表順は、単純に参加申し込み順としました。
やり方の手順も書き出しました。
まず、お名前を言ってもらい、誰にどこで読むのかを言ってもらいました。
聞き手は、そのつもりで聞きます。
5分、タイマーをセットしました。
時間感覚をつかんでもらえたらと思いました。
練習と実際では変わることもあるので。
5分過ぎたとしても、最後まで読んでくださいとは伝えましたが、5分過ぎた人は誰もいませんでした。
そのあと、聞き手の皆さんに、お手紙のように「**さんへ」「++より」と感想シートを1分くらいで書いてもらい、読み手に渡してもらいました。
そのあと、わたしが、実技をしてくれた方にお話を聞きながら、良かったところはもちろん、その絵本の読み方のポイントや、実際に子どもに読んだらどんな感じになるかなどの話や、ちょっとした改善点などをお伝えしました。
これでだいたい一人10分〜15分くらい。
7人なので、1時間半くらいかかります。
最後に、質問にお答えして、自分の失敗談を晒し、大事なスピリッツ「めげない」をお伝えし、前半の講師の大先輩方にまとめていただき、ちょうど2時間。
ほー。良かった。時間内に終わりました。
ご参加くださった方は、すでに読み聞かせボランティア活動をされている方もいらっしゃいましたが、本当に生まれて初めて今日、人前で絵本を読んだ、という方もいらっしゃいました。
しかも、男性お二人。
皆さん、それぞれに、真摯に絵本を選び、真面目に練習をして、今日の日を迎えたことがありありと伝わりました。
2時間で、知らない絵本に出会え、声に出して読んでもらうことの心地よさを再認識し、人前で読むことの緊張感と快感を味わい、やってみようと勇気を得る。
そんな時間になったのではないかと思います。
ホッとしました。
甘いものがほしいです。
疲れました。
2013年に、絵本講師になってから数年間は、講座が終わると毎回、魂が抜けたように虚脱状態になっていました。
実際、魂を明け渡すような行為を続けていたのかもしれません。
魂、だと大袈裟だけど、なんかそれに近いもの。
ここ最近は、そこまでではなく、魂(みたいなもの)の明け渡しが軽やかになってきた(なっていいのかわからないけど)
だから、午前、午後、夜、1日に3本、みたいなこともできるようになってきた。
でも、今回は久しぶりに、かつての虚脱状態に近い感じになりました。
実技をしてくれた参加者の皆さんに
その場で、講評、なんてエラそーだけど、その場で来た球を打ち返す瞬発力と語彙力と勇気づけと的確なアドバイスが求められる1時間半、というのが脳が疲れたんだ、と思いました。
鈍臭いわたしにしては、かなり、がんばって、いいところに打ち返したんじゃないかと思う。
なんの絵本を読まれるか、わからないし、前もっての準備もできないから、
いかに、自分の引き出しから、今この場で、いい感じのものを取り出せるか、試された気がします。
学校の先生とか、毎日朝からずっとこういうことをし続けているんですよね、本当に尊敬します。
いただいたご感想です。
・・・
私たち受講者のために力を尽くしてくださったこと、本当に感謝しています。
皆で絵本の良さを共有できたこと、とても楽しかったです。
昨日の読み聞かせを聞いて、読み聞かせは技術も大事だけど、それよりも読み手がその本を聞き手にどれだけ伝えたいと思い、読み込んでいるか、が重要だと思いました。
上手い下手じゃなく、その本への思いは伝わるんだなと身を以て体験しました。
また同じメンバーで集まることは無いかもしれませんが、また皆さんが読んでいるところを聞きたくなりました。
男性の方々の読み聞かせは子育て中の若いパパに聞かせたらきっといいお手本になると思いました。
そして、前回頂いた勇気も、私にとって宝物となりました。
本当にありがとうございました。
おかげで流されることなく頑張れそうです。
・・・
宝物 と言っていただいたのは
こちらのことかもしれません
↓
「どの絵本を選ぶか」は「どう生きるか」と同じくらいその人自身のものだ
ご参加くださいましてありがとうございました。
読んでもらった絵本、わたしも子どもたちに読みたいです。
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