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小学校読み聞かせ

12月 小学6年生に読み聞かせ 朝の15分で読んだ絵本3冊

12月の寒い朝、小学6年生の絵本を読みに行ってきました。
いただいている時間は15分。

机を下げて、床に体育座りで聞いてくれる6年生たち。

まず、読んだのは、当然こちら。

『ぶたたぬききつねねこ』
(馬場のぼる こぐま社)

しりとり遊び絵本。
次のページのしりとりを当ててもらいながら読みます。

最初の「あ」で
「5文字です」
「鳥です」とヒントを出したら、大きな声で

「アフラック!」
という子がいました。

確かに。鳥だね(笑)

それから、どんどん、声が出る出る。

「い」だったら
「イカ!」「石!」「いちご」「井戸」「池」

「ここにあります」とヒントを出したら

「イケメン」

(笑)(終わっちゃうし)

「こ」で
「着るものです」とヒントを出したら
すかさず
「こたつ!」と言った子がいて、可愛すぎる。

ラストの言葉を、今まで言わなかった子が
クールに言い放ち、みんなから「おおおお〜」と声が上がりました。




次の絵本は、ちょっと迷ったので、
「こっちと こっち どっちがいいですか?」
「こっちがいい人?」
「こっちがいい人?」
圧倒的多数で、こっちになりました。



『ポケモンのしま』
(ザ・キャビンカンパニー 小学館)

「ちなみに、皆さんは、ポケモンって知ってますか?」

「知ってる〜〜〜!!」と口々に。

「あのね、上甲には26歳の子どもがいるんだけど、その子が生まれたときに出産祝いでもらったのが、ピカチュウの毛布なの。
みんなも知ってるんだよね。
ポケモンっていつからいるんだろうね?」

そしたら、担任の先生が
「ぼくが小学校1年生のときにアニメが始まりました。
だから、、、30年は経ってないけど、そのくらいじゃないですか」

「息が長いですよね〜」

という前振りがあって、読み始めます。

子どもたちは、知っているポケモンが登場するので、ヒソヒソざわめきますが、こちらは淡々と、いわゆる、淡々と読み進めます。
そうでないと、、、
泣いてしまいそうになるから。




無事、泣かずに読み終わり、例のものを自慢します。

「皆さん、これ、なんだかわかりますか?」
「ピカチュウ」
「これね、日本の伝統工芸のレースでできたピカチュウです」


ここまでで、あと、5分ありました。

「もう1冊、読んでいいですか。
この絵本は、上甲がいちばん最近買った絵本です。

読むのに、勇気がいるんですが、勇気を出して読みたいと思います。がんばろ」


気持ちをふるい立たせて

静かに
そっと
そっと
ゆっくり

歌い読み始める。

『情熱の薔薇』
(歌詞 甲本ヒロト 絵 ダイスケ・ホンゴリアン リットーミュージック)


誰も、一緒に歌ってはくれなかったけど。
きっと、心の中では一緒に歌ってくれた子もいたんじゃないかと思います。
聞いてくれて、ありがとう。




「今日は絵本を読ませてもらってありがとうございました。
書き初め、がんばってください」

と帰ってきました。



6年生だからと言って、特別絵本を変えたりしてないです。

この時期(クリスマス前)は、ヘビロテしている絵本と、
気に入った絵本は、いろんな年代の人に読んでみたいので、あえてどこででも読んでいます。




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