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絵本をどうやって選びますか? どうやって買いますか? 大原則を決める
絵本の選び方・買い方 (上甲バージョン)について書きます。
選び方の大原則として、
「この絵本を読んだら喜んでくれる人の顔が具体的に思い浮かぶかどうか」が
今の上甲の「買うか、買わないか」の決め手となります。
思い浮かばなかったら、我慢します。
「あの人に読みたい」「あの場所で読みたい」と、思い浮かんだら、買います。
我が子に読み聞かせをしていた頃は、我が子に読みたいかが決め手でした。
もしくは、我が子が気に入った絵本かどうか。
絵本をコレクションしているわけではないので、上甲にとっての使い道がなかったら、いいと思っても買いません。
選び方は、大きく分けて、このパターンがあります。
1・図書館で出会う
2・本屋で出会う(近所の・旅先の)
3・原画展で
4・推しの紹介
それぞれについて、書きます。
目次
- ○ 1・図書館で出会う
- ○ 2・本屋で出会う
- ○ 3・原画展で
- ○ 4・推しの紹介
- ○ 2024年に買った40冊の絵本について喋ってます
1・図書館で出会う
地元の図書館の入り口入ってすぐのところに、新着絵本コーナーがあります。
表紙を見せて配架されています。
表紙を見て気になった絵本を何冊か借りてきて読みます。
いいなと思ったら、地元のミクニ書店さんに注文して、取り寄せてもらって買います。
今の新しい絵本に出会うためには、この方法かなあ。
それほどでもなければ、返せばいいし。
中身を読まないとわからないし。
そうして出会った絵本が、「上甲が買ってよかった絵本2024」の第5位に。
2024年 上甲が買ってよかった絵本 ベスト8 を発表します
あー。でも今年は1冊だけかなあ。
もしも、お子さんが図書館で借りた本をすごく気に入ったとしたら、何度も繰り返し借りているのであれば、できれば買って欲しい。
「我が家の絵本」に仲間入りさせてあげて欲しいです。
そうしたら、返さなくていいです。
いつでも好きなときに何度でも読めます。
2・本屋で出会う
近所の南十字さん。
こちらは3人で経営している癖強めの(褒めてる)本屋さん。
ここで出会った絵本が、「上甲が買ってよかった絵本2024」の第6位に。
癖強めの本屋さんは、出会いがあります。
本屋さん主催で、おもしろいイベントを企画されることがあります。
南十字さんでは、堀内誠一さんフェアをしてました。
流通していないらしい絵本が、特別に買えました。
平井書店さんでは、絵本出版社「絵本館」の社長さんの講演会がありました。
その絵本について、より深く知ると、「買おう」「読みたい」となります。
残念ながら、わたしの近所の本屋さんでは、その月の福音館書店の月刊絵本を棚に置いていません。
(以前はあったのに、売り場が縮小されて、なくなりました)
なので、大きな書店に行けたときは、月刊絵本をチェックして、いいなと思った絵本は買います。
また、旅先でも本屋さん、絵本屋さんに寄ります。
癖強めの絵本屋さんは、知らない絵本との出会いがあります。
店主さん自ら、激推しの絵本を読み聞かせしてくれることもあります。
新刊絵本、古絵本、棚の端から端までじろおおおおおおお〜っと見ます。
すでに、「在庫なし重版未定」(絶版?)となって、入手困難な絵本が、しれっと棚に刺さっている場合があります。
(某アマゾンでは、1万円くらいの値がついていたりする)
「おおおおおおお〜。こ、こ、これ、定価で買っていいんですか?」
「それ、売れないのよね〜」
「あるだけ全部買います」
みたいなことも。(出品はしませんよ)
福音館書店の月刊絵本「こどものとも」「かがくのとも」のバックナンバーが、ごそっとある場合は、それも端から念入りに見ます。
月刊絵本は、すべてがハードカバーになるわけではないので、月刊絵本としてこの世に生まれたそのときに出会えないと、出会いそびれることがあります。
これは、イマドキのコンプライアンス的に ハードカバーにはならないだろうねえ、という絵本の中にも いい 絵本があります。
それをじろおおおおおおおっと見つけ出すのが喜びです。
また、初版本を見つけて、舞い上がって買ってしまうこともあります。
これは完全に自己満足の、足を踏み入れちゃいけない領域です。
こういう買い方はお勧めしません 1962年初版本『おおきなかぶ』
3・原画展で
絵本の原画展の出口に、物販があります。
そこに今見てきた絵本の原画があります。
その時点でかなり舞い上がっている可能性が高いので、ここは冷静になる必要があります。
原則を思い出して。
「この絵本を読んだとき、喜んでくれる人の顔が具体的に思い浮かぶか」
これを忘れると、舞い上がって、(あれ?)という買い方をしてしまいがちです。
(お土産的な?)
原則を思い出し、冷静になって、買ったのがこちら。
ポケモンと共に過ごした人も そんな子どものそばにいた大人もグッとくる絵本『ポケモンのしま』
↑
「上甲が買ってよかった絵本2024」の第2位に。
実は、逡巡したのだけど、(大きくて重くて、その後仕事の予定があったから)(読む場を見つけられそうになかったから)でも買った。
「上甲が買ってよかった絵本2024」の第7位に。
2024年 上甲が買ってよかった絵本 ベスト8 を発表します
実は、このときにも、絵本を1冊買ったのだけど、まだ、あまり読めてなくてご紹介しそびれています。
↓
「かがくいひろしの世界展」にて 悶絶。かがくいひろしさんの絵本に登場しないもの。
4・推しの紹介
わたしには「この人に紹介されると絵本を買ってしまう」という「推し」が3人います。
瑞雲舎代表取締役 井上みほ子さん、赤木かん子さん、村中李衣さん(写真左) です。
このお三方の講演会に参加したならば、その中で紹介された絵本は、買います。
欲しくなるのです。
2024年は、村中李衣さんの講演会に2回参加しました。
そこでご紹介いただいた絵本、買いました。
「上甲が買ってよかった絵本2024」の第3位。第4位。
そのほかにもかなり買いました。
推しが、読み方、解釈、エピソードとともにご紹介くださると、欲しくなります。
そして、間違いないです。
それはやっぱり、その方が大事にされていること、大切に思うこと、根底にあることに、わたしも激しく共鳴するから、なんだと思います。
これが、上甲の場合の「絵本の選び方、買い方」です。
2024年に買った40冊の絵本について喋ってます
ところが、
「上甲が買ってよかった絵本2024」の第1位は、当てはまらないんですね。
インスタグラムで出会いました。
わたしのインスタの投稿に連続「いいね」してくれたアカウントを見に行って、出会いました。
こういう出会い方もあるんだなあ。
ここ数年の中でもピカイチの絵本 出会えてよかった絵本『情熱の薔薇』
世の中にこんなにたくさん絵本があって選べない。
そりゃそうですよね。
だから、もしも、出会えて、その絵本を繰り返し繰り返し、子どもが喜んで聞いてくれるんだとしたらもうそれは「奇跡の1冊」。
そういう奇跡の1冊に出会えたら、こんなに幸せなことはない。
絵本にとっても。
子どもにとっても。
あなたにとっても。
そんなことやあんなことを
喋ったりした動画をここに限定公開してます。
絵本リストも作りました。
もしも、興味ある方いらしたらどうぞ。
↓
【絵本リストプレゼント】 2024年に上甲が買った絵本40冊と紙芝居