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絵本講座

【報告】みんなde絵本読み聞かせ教室 埼玉県皆野町

お仕事が終わったら、まずはひとり反省会を開催します。
よかったところ、悪かったところ、どうすればよかったか、などを書き出します。

どんなに事前準備しても、行ってみないとわからない不確定要素があるもんです。
臨機応変力が鍛えられます。
しれっと、表情を変えずに、平然と、しかし内心は心臓バックバクの脇汗ダラダラ
なんてことも、よくあります。

でもなんか、修行体質なのか、ヘンタイなのか、そういうのがワクワクする、燃える、萌える。
ブヲヲヲヲ〜と内部で静かに燃えさかってる
そういうことも、よくあります。

そしてまた、その熱に反応して、伝導してくれる人が現れます。

2025年1月22日、埼玉県は皆野町の公民館主催行事としてお声かけいただきました。

タイトルは
「みんなde絵本読み聞かせ教室」です。

2020年かな、横瀬町のタテノイトさんでの絵本で子育て講座に参加してくれた方が、皆野町の職員さんとなられ、上甲をご紹介くださいました。



そのタテノイトさんが上甲に声をかけてくれたのは、2018年、つくばの「えほんやなずな」さんでの絵本講座に参加してくれたからです。

それもこれも、熱伝導です。

とは言え、行政が今まで開催していない新規事業を予算化するのは、大変なこと。
ありがたいです。

しかも、年齢別のおすすめ絵本リストをお送りしましたら、所蔵がない絵本をごそっと購入してくれました。

そして、会場内に表紙が見えるようにレイアウトして、講座が終わってからその場で貸し出し対応もしてくれました。

絵本棚にささりっぱなしになりがちな子たちが、外気に触れて、表紙を見られて、貸し出されて、喜んでいるようでした。

大人と子ども合わせて62人のご参加だったそうです。



10時から12時までの2時間。

うち、最初の30分は読み聞かせ。
町立幼稚園の園児さんたちも園バスに乗ってやって来てくれました。
10冊くらい読んだでしょうか。



園児さんたちは、幼稚園に帰り、
10分の休憩時間に会場のレイアウトを変更し、
後半は、絵本と子どもと大人の暮らしについてのお話。(いつもの鉄板)



難しくないんだよ。
簡単なんだよ。
特別なことじゃないんだよ。
子どもってすごいんだよ。
子どもってわかってるんだよ。

そういう
心持ちの変換と
気持ちの往来を
充分にできた、と感じました。

これも、熱伝導、かもしれん。

ありがとうございました。

皆野、秩父、あったかい、美味しい

目次

いただいた感想

ぎっしりとご感想をお送りいただきました。
ほんの一部を抜粋してご紹介します。

前半の読み聞かせについて幼稚園職員の皆様より

■「これ、おすすめ!」と、ひと言先生が言葉を添えてから読むことで、子供の集中力がグッと高まる雰囲気になるのだな、と感じました。
 
■読む人によって(声のトーン、読み方etc…)同じ本でも印象が変わるということを感じ・・・=子供側とすると、いろいろな人に読んでもらう機会があると、より絵本の世界が広がるような気がします。
 
■我々は、読み聞かせの研修会等に行くと、「声色を使わずに」と指導されますが、つい、わかりやすいように色付けしてしまうような事もありました。
上甲先生のような読み聞かせをすれば、あえて声色を使わなくても子供たちを絵本の世界に引き込むことができるのだな、と感じました。
 
■子供たちに語りかけるように目線を向けながら読み聞かせる姿が印象的でした。
 
 
■ゆっくり間をとりながら読み聞かせをしていて聞きやすかったです。
 
■抑揚をつけて読むことの大切さを改めて感じました。
また、読むことに集中するのではなく、子供たちの様子を見ながら一緒に読むことを楽しんでいきたいと思いました。

保護者の皆様より

■子供たちがどこまで集中していられるのかな?と思いましたが、1冊目の絵本から静まりかえる集中力で驚きました。
子供たちの緊張も少しずつなくなって、集中力の中にも楽しむ姿がステキでした。



 
■数時間お話を聞いただけで新鮮で前向きな気持ちで読んであげられました。
とても得した気分になりました。


 
■私自身が絵本が大好きで、毎週のように図書室に通ってたくさんの絵本を読み聞かせてきました。
あまり考えずに選んでしまうこともありますが、上甲先生がおしゃっていたように“いつ読ませてくれなくなるかわからない”上の子は4月から1年生でひらがなが読めて自分で絵本を読んでいることが確かに増えたなとハットしました。

何となく惰性で読み聞かせているときもありましたが、今、考えるととってもかけがえのない時間でたからものだなぁ、今までの親のエゴの読み聞かせの時間もムダではなかったのではないか、等と思えることが出来ました。

そして、お話にもあったように子供は大人以上に絵から様々なことを読み取っているのだな、と気付かされました。
思い返すと私が小さいころ好きだった絵本、タイトル、結末もあんまり覚えていないけれど「あのシーンのあの絵」がすごく記憶に残っているなと思いました。
それが、絵本ならではのおもしろいところですね!

 
         


■実は、もう73歳なので子育ての最中に聞き参考にしたかったです。
内容が深く有意義なお話が心に残りました。
特に子育て中のお母さん方に一人でも多く聞いて欲しいと思いました。
また上甲先生の講座があれば是非、参加したいです。


■絵本の自由さを実感いたしました。忘れていた何かが、心にストンと落ちてきたような感覚です。
 
読み聞かせをする側になり、字を読んで伝える事ばかりに気をとられていたのですね。
「たくさん読んであげたい」から「読まなくちゃ」になっていた事に気がついてしまいましたが、先生にお会いできてからは以前よりリラックスした気持ちで、子どもたちと一緒に絵本を楽しむことが出来るようになりました。

 そして読み聞かせの際に、絵を読んでいる子どもたちを観察し、余韻をもたせたりとページをめくる速度を変えてみたところ、以前よりとても集中して聞いてくれるようにもなりました。

 今回の講座に参加させて頂き、とても前向きな明るい気持ちになる事ができました。


 
■「本ってどういう風に読めばいいのだろう・・・」とずっと思っていました。
感情込めて読めないし・・・。
子供が集中して聞いてくれるにはどうすれば?と考えていました。

また、子供が好きな本は同じ様な本ばかりで読んでいる自分もあきてしまうし・・・。

本のページをどんどんめくってしまうし・・・。

読み終わっていないのに次の絵本を持ってくるし。

先生がお話されていた行動が当てはまり本を持ってくる事を楽しみ、その子なりのコミュニケーションという事を知り、そんな風に考えたことはありませんでした。

 どうせ全部読まないし、片付けるのがめんどくさい・・・と言う気持ちが変わりました。

 
 


■私も先生と同じ3人の子どもの母です。
 先生が絵本を読み始めた時の、子どもたちの集中力に驚きました。
キーンと張りつめたほどの静けさにとにかくビックリしました。
そして、何冊か読み進むうちに、子どもたちも集中力の中に、声を出したり、楽しそうにしていて、私も楽しく拝見しました。

私の読み聞かせは、いつもイライラしていたり、仕方ない読んであげる!と上から目線の状態で、とても「はい!喜んで」とはほど遠いものです。
日々の自分の姿、行動を思い返して涙が出ました。
私には余裕がなくてついイライラする事が多くなってしまっていました。

でも子どもに言われたら読んであげる様にはしています。

少し待たせる事もあるけれど読みます。

寝る前の絵本は1冊だったけど、子どもが2冊持って来た時は時間と私が睡魔に負けない限り、読んであげています。

でもそうする様になってから子どもが満足してくれるのか以前より早く寝付いてくれます。

本当に少しの時間と、少しの気持ちの切り替えで育てやすさを感じています。

それと同時にイライラする自分を少しは責めないであげることができる様になりました。

 自営業で、家事と仕事の切り替えが上手にできない不器用な自分を絵本を読むことで、自分の心もリラックスができること、子どもともスキンシップできること、本当に「目からウロコ!!」感謝です。

いつまで付き合ってくれるか分からないけど、続けていきたいと思います。





 

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