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昔懐かしのスタイル 声に出して読みたい『だいくのまっさん』

だいくのまっさん
(尾崎玄一郎 尾崎由紀奈 作 福音館書店 こどものとも年少版 2024年12月号)


子どもの本の売り場が広い本屋さんへ行きました。

福音館書店の月刊絵本が目にとまり、こちらを購入しました。

黙読してすぐに、これは声に出して読みたい絵本だとわかったからです。

保育園の子どもたちも、喜んでくれるんじゃないかと期待できたからです。

こんなステレオタイプの大工さんが今どきいるか、ちょっと疑問ですが、昔懐かしの大工さん。
(今は、もっと機能的でおしゃれな作業着が、ワークマンで売ってますよね)

そういえば、大工さんが主人公の絵本、わたしは思い浮かべることができないです。あるのかな?

→ありますよ、ありますよ
 『だいくとおにろく』(松居直再話/赤羽末吉画/福音館書店/1962年6月1日)
 YouTubeで喋ってます。「変なおじさんじゃね?」


建物がどうやってできているか、知らずに住んでいる人がほとんどかもしれません。
わたしもそうですが。

わたしが住んでいる家は、まさに、昔ながらの大工さんの建てた木造の家です。

柱は、組み木細工のようにほぞが掘ってあって、たとえ金具で固定しなくても、大きな地震が起きたとしても、絶対に崩れないと自信を持って言える、大工さんの自慢の木造建築です。

昔気質の大工さんで、それはもう、おしゃべりで、お茶出しに行くと、3時間くらい、大工仕事のなんたるかについて喋り続ける大工さんでした。
(わたしは臨月だったんですが)



大工さんへのリスペクトの気持ちがわたしにはあります。

だから、この絵本を見つけたとき、スイっと手に取り、黙読し、よっしゃ、という気持ちになりました。

子どもたちに読みたいと思います。

ちなみに、月刊絵本の折込付録に作者のことばとして「だいくのまっさんの秘密」が明かされてました。

(以下抜粋引用)

名前は「ますだ まつのすけ」。
妻と子どもの3人家族。ペットは
まっさんが中学生のころから飼って
いる亀のムーちゃん。自宅は20代
に自分で建てたもの。(屋根はやっ
ぱりモスグリーン)

座右の銘は
「人間の器と、押し入れは大きく」

(引用ここまで)

キャラクターはくっきりと立ち上がっているようです。


『だいくのまっさん』
(尾崎玄一郎 尾崎由紀奈 作 福音館書店 こどものとも年少版 2024年12月号)

インスタグラムでも、めっちゃしゃべりました。



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