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読み聞かせボランティア

【報告】 大磯町立図書館主催 おはなしボランティア養成講座 実演あり

2025年2月、大磯町立図書館にて、「おはなしボランティア養成講座 はじめての読み聞かせ」と題して、120分×2日間、お時間いただきました。
ありがたいことに、早々に満員御礼のご連絡をいただきました。

2日間いただけると、読み聞かせの実演にチャレンジしてもらえます。

わたしの読み聞かせボランティアさん向けの基本的なやり方とあり方の講座は、90分だと、ちょっと厳しくて、120分でギリギリなんとか収まる感じ。
1日目に、こちらのお話をしました。
(↑この内容を本に書いています

実際に読み聞かせをやってもらう時間をとることは、120分では無理なので、2日間あるのは、とってもありがたいです。

とは言え、人数制限があって、120分の場合、5分以内で読み終わる絵本を選んでもらって、マックス8人。

大磯町立図書館では、職員さん2名を含む、7名の方に実演してもらいました。

すでに読み聞かせボランティアをしている方も。
本当に本当に、今日、いま、初めて人前で絵本を読む、という方も。
いろいろあって、さっき、5分くらいで絵本を決めて、パラパラと読んだだけ、人前で読むのは初めて、という猛者も。

実演者の皆さんには、聞き手のだいたいの対象年齢を教えてもらって、実際に絵本を読んでもらいました。

バラエティに富んでいて、いろんな事例について、言及できてよかったです。

・テキストにない言葉を言うか問題。

・絵の中の違いを指さすか問題。

・うちの絵本はボロボロなので、図書館の絵本で読んだ。しかし、そのボロボロの絵本が生み出す目に見えないストーリーの尊さ。

・初めて人前で読み聞かせをする、という人が覚えるくらい練習されてて、間の取り方がとても良く、聞き手を巻き込んでいくすごさ。

・そこにあった絵本を選んで、それほど練習もしていないのに、しかも、5分以上の長い、大きくて重くて持ちづらい絵本を、難なく読んで、物語に引き込んでいく、持って生まれた才能を持った人。

・最後に、自分の言葉を入れてちょっと台無しにしてしまったこと。

・ペーパーバックの絵本の持ちにくさとめくりにくさ。

・折り癖のつけ方

・科学絵本を選ぶということ。

・自然な声色の使い分け

・聞き手を方を見るタイミング

・持ち方が自己流になっている。

・自分の中に立ち上がっている物語を提示できている安心感

当たり前ですが、絵本を1冊選んで読む、ということは、その人の体を実際に使ってやることで、どんなやり方でもそれはもうその人だけのもので。

その姿が、声が、息遣いが、手の震えが、もう、尊くて尊くて。

それぞれの方についてのその尊さを、具体的な言葉でまずはお伝えする、ということを意識しました。

そのうえで、もっとこうしたら、もっと良いのでは、という点は明確に伝える。

答えのない、正解のないことは、それを取り出して、どう考えるか、参加者に投げかけました。

とにかく、わたし自身は、リラックスした状態、ゆるんだ状態で挑み、来た球を打ち返す100本ノックみたいな感じ。

はーはー。

疲れるけど、爽快。



また、実演をしなかった参加者の皆さんには、最後に一言ずつ、感想や質問などをお話ししてもらいました。

嬉しかったのは、
「自分の中に芯が通ったような気がします」
というお言葉。

まさにそれ。
それなんです。

最終的には、「読み聞かせボランティア、やってみよう!」「絵本を読もう!」「絵本を読みたくてたまらない!」と、実際に行動に移してもらうことがわたしの目標。

叶ってますように。


大磯町立図書館には消防車が!

目次

いただいた感想(一部抜粋)

□基礎はしっかりと踏まえ、新感覚の内容もあり、大変参考になりました。
初心者向けとの事ですが、熟練された方にも良いのではと思いました。
講師の経験多い実践的コメント、勉強になりました。

□実演に対する講師の講評が参考になりました。
読み聞かせの多様性を感じられました。

□講師の先生がとても親しみやすく、聞き手に分かりやすい内容で話してくださり、とても良い講座でした。2回めの実技の方への先生からのアドバイスがきめ細やかにかつ的確で、勉強になりました。

□具体的な方法を知ることができ、読み聞かせボランティアをやってみよう!と、前向きに考えることができました。

□今まで絵のきれいな絵本がいい絵本なのかなと思っていたが、実演に参加して声に出して読むことで、絵本のすごさを実感した。

□絵本のよみきかせの基礎が学べてとても良かった。実践していきたい。

□「なんとなく我流でやっていて、仲間に聞こうと思っていても、些細なことだったり初歩的なことだったりして、つい聞き忘れてしまうことがありました。でも、講座の中でそういったことを知ることができて、安心しました。」
例えば、本の持ち方や、終わり方、選んだときの視点、子どもや先生への対応の仕方など、実践的で役立つアドバイスをたくさんいただけました。
また、実際の実践を交えた指導もあり、具体的なアドバイスを聞けることができて、とても良かったです。
そして、何より先生の大らかな姿勢を知ることができ、私も自分らしく、楽しみながら、のびのびと取り組んでいきたいと思いました。

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