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3月 小学3年生に読み聞かせ 図書館で借りてきた絵本 15分でこの２冊
2025年3月
小学3年生のクラスに絵本を持ってお邪魔しました。
こちらの小学校では15分のお時間をいただいています。
3冊持っていって、２冊読みました。
以下、実況中継風に。
廊下には、「安心 安全 3年＊組」という標語のポスターがあちこちに貼られていました。
班ごとに、ポーズを決めて写真を撮ってます。
あー。
こういう取り組み、初めて見たなあ。
いいなあ。
時間ちょっと前に、先生がどうぞと言ってくれました。
「おはようございます。
わたしは、隣の学区に住んでいる 上甲 と言います。
『安心 安全 3年＊組』のポスター、かっこいいね！」
「みんなは、市立図書館、行ったことある？」
ある と口々に。
「あのね、上甲もね、行ったの。
そしたらほら、入り口入ってすぐのところに、新しく入った絵本が置いてあるコーナーがあるでしょ、わかります？」
わかる、わかる、と。
「そこで、見つけた絵本を今日、持ってきたんですよ。
これなんですけど」
『いろいろたべもの』
（作・絵 内田有美 偕成社 2025年2月）
これは、シルエット、色、食べ物、という縛りで当てるんですけど。
簡単なのと、難しいのが、ちょうどいい具合で混ざっているのがいい。
3年生が口々に答えてくれました。
難しいのを答えてくれる子もいてね。
「これは、給食に出ると思うよ」とヒントを言ったり。
この絵本、やっぱり、いいなあ。
買おうかなあ。
いや、買います。
「次の絵本も、図書館の新着絵本コーナーのところにあって、借りてきた絵本なんだけどさ。
みんなは、お城に行ったりする？
大阪城に行ったことある人、いる？」
何人か手をあげてくれました。
「大阪城、行ったことあるんだ。いいなあ。
上甲は、行ったことないんだけどね。
お城の石垣に大きな石があるの、見た？」
「その石がどんなふうに運ばれてきたと思う？」
「クレーン車とかない時代よ」
「そんなことが書いてある絵本を見つけたので読んでみていいですか？」
『巨石運搬！ 海をこえて大阪城へ』
（鎌田歩 アリス館 2024年12月）
この絵本は、観音開きになるページがあります。
瀬戸内海に浮かぶ島の大きな石を切り出して、運んで、船に乗せて、大阪城まで運ぶまでが描かれます。
3年生、ぐいっと気持ちを絵本に向けて聞いてくれていたように思います。
わたしも、足を踏ん張って、声を張って、巨石を運ぶ絵本を読みました。
大変な力仕事、だと思うんですけど、働いている人たちが朗らかなんです。
歌うんです。
切り出すときも
陸を運ぶときも
船で運ぶときも。
それがお祭りみたいで、なんだか楽しそう。
誇らしげ。
自分の仕事に誇りを持っている感じ。
それがこの絵本からわたしに伝わってきて、その伝わってきた感じを、そのままに声に乗せて読む感じ。
ほー。
この絵本も欲しいなあ。
この２冊を読んでちょうどいい時間になりました。
担任の先生が
「先生の名字も、今の絵本にちょっと関係あるんだ。
先生の祖先はもしかしたら、石を切る仕事をしていたのかもしれないよ」
と、絵本のことをお話ししてくれました。
「じゃあ、みんな、挨拶して」
「ありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございました」
と教室を後にしてからも、担任の先生が、絵本に関することを話してくれてました。
なんか嬉しいなあ。
ちなみに、３冊持っていって、読めなかったもう１冊の絵本は
『あかにんじゃ』（穂村弘 作 木内達朗 絵 岩崎書店 2012年6月）
あか という色縛りと お城つながりで選んでみたんですけど。
【初出版】 『やってみる？ 読み聞かせボランティア』（電子書籍&ペーパーバック）
高学年への読み聞かせボランティア
https://osekkainaobasan.com/2023/06/12/6nen_ehon/
【メニュー】読み聞かせボランティア入門講座
https://osekkainaobasan.com/2021/06/11/story-telling-voluntee/
【無料アーカイブ】読み聞かせボランティアさん向け 高学年への読み聞かせ
https://osekkainaobasan.com/2023/10/03/archive_ehon_volunteer/
小学3年生のクラスに絵本を持ってお邪魔しました。
こちらの小学校では15分のお時間をいただいています。
3冊持っていって、２冊読みました。
以下、実況中継風に。
廊下には、「安心 安全 3年＊組」という標語のポスターがあちこちに貼られていました。
班ごとに、ポーズを決めて写真を撮ってます。
あー。
こういう取り組み、初めて見たなあ。
いいなあ。
時間ちょっと前に、先生がどうぞと言ってくれました。
「おはようございます。
わたしは、隣の学区に住んでいる 上甲 と言います。
『安心 安全 3年＊組』のポスター、かっこいいね！」
「みんなは、市立図書館、行ったことある？」
ある と口々に。
「あのね、上甲もね、行ったの。
そしたらほら、入り口入ってすぐのところに、新しく入った絵本が置いてあるコーナーがあるでしょ、わかります？」
わかる、わかる、と。
「そこで、見つけた絵本を今日、持ってきたんですよ。
これなんですけど」
『いろいろたべもの』
（作・絵 内田有美 偕成社 2025年2月）
これは、シルエット、色、食べ物、という縛りで当てるんですけど。
簡単なのと、難しいのが、ちょうどいい具合で混ざっているのがいい。
3年生が口々に答えてくれました。
難しいのを答えてくれる子もいてね。
「これは、給食に出ると思うよ」とヒントを言ったり。
この絵本、やっぱり、いいなあ。
買おうかなあ。
いや、買います。
「次の絵本も、図書館の新着絵本コーナーのところにあって、借りてきた絵本なんだけどさ。
みんなは、お城に行ったりする？
大阪城に行ったことある人、いる？」
何人か手をあげてくれました。
「大阪城、行ったことあるんだ。いいなあ。
上甲は、行ったことないんだけどね。
お城の石垣に大きな石があるの、見た？」
「その石がどんなふうに運ばれてきたと思う？」
「クレーン車とかない時代よ」
「そんなことが書いてある絵本を見つけたので読んでみていいですか？」
『巨石運搬！ 海をこえて大阪城へ』
（鎌田歩 アリス館 2024年12月）
この絵本は、観音開きになるページがあります。
瀬戸内海に浮かぶ島の大きな石を切り出して、運んで、船に乗せて、大阪城まで運ぶまでが描かれます。
3年生、ぐいっと気持ちを絵本に向けて聞いてくれていたように思います。
わたしも、足を踏ん張って、声を張って、巨石を運ぶ絵本を読みました。
大変な力仕事、だと思うんですけど、働いている人たちが朗らかなんです。
歌うんです。
切り出すときも
陸を運ぶときも
船で運ぶときも。
それがお祭りみたいで、なんだか楽しそう。
誇らしげ。
自分の仕事に誇りを持っている感じ。
それがこの絵本からわたしに伝わってきて、その伝わってきた感じを、そのままに声に乗せて読む感じ。
ほー。
この絵本も欲しいなあ。
この２冊を読んでちょうどいい時間になりました。
担任の先生が
「先生の名字も、今の絵本にちょっと関係あるんだ。
先生の祖先はもしかしたら、石を切る仕事をしていたのかもしれないよ」
と、絵本のことをお話ししてくれました。
「じゃあ、みんな、挨拶して」
「ありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございました」
と教室を後にしてからも、担任の先生が、絵本に関することを話してくれてました。
なんか嬉しいなあ。
ちなみに、３冊持っていって、読めなかったもう１冊の絵本は
『あかにんじゃ』（穂村弘 作 木内達朗 絵 岩崎書店 2012年6月）
あか という色縛りと お城つながりで選んでみたんですけど。
【初出版】 『やってみる？ 読み聞かせボランティア』（電子書籍&ペーパーバック）
高学年への読み聞かせボランティア
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【無料アーカイブ】読み聞かせボランティアさん向け 高学年への読み聞かせ
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