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卒業式前日、6年生に読んだ絵本 異様に盛り上がる
卒業式前日に、6年生2クラス、学年全体に視聴覚室で絵本を読みました。
一応、8時25分から35分までの10分間。
教室移動があり、始まったのは、8時28分。
うーん。
どうしよう。
まだ、迷ってる。
わたしのかばんの中には3冊の絵本が入ってる。
読むのに、10分、7分、2分の絵本。
直前まで迷ってました。
視聴覚室の黒板には、
「**(女の子の名前)、誕生記念日! 3月⚫︎日」と大きく書いてありました。
6年生がゾロゾロと視聴覚室にやってきました。
「おはよーございます」と口々に。
(以下、実況中継風に)
「おはようございます。
わたしは上甲と言います。
皆さん、ご卒業おめでとうございます。
そして今日、**さん、お誕生日なんですね、おめでとうございます。」
「あ。それ、先生」「○○歳なんだって」と子どもたち。
「え? 先生?」
「あ。はい、わたしです、呼び捨てされてますけど」と嬉しそうな先生。
「先生、お誕生日、おめでとうございます」パチパチ(拍手)
「ありがとうございます」
「さて、わたし、今日、3冊絵本持ってきてるんですよ。どれを読もうか迷ってて」
「全部読んで」
「卒業式っぽいのと、ちょっとエロいのと、短いのと、3冊持ってきたんだけど」
2つ目のを言った途端、嬉しそうな男子の叫びw
そしてざわめき。
やっぱり、これか。
「じゃ、エロいの いきます」
「よっしゃ〜!」とガッツポーズをする男子。
「この絵本、ちっちゃいからさ、想像力で補って見てね」
大きく頷く彼ら。
「こやまくんどうさんと聞いて、ピンとくる人いるかな?」
キョトン。
「『くまモン』の生みの親ね」
「へー!」
『いのちのかぞえかた』
(こやまくんどう 文 セルジュ・ブロック 絵 千倉書房 2010年10月)
もちろん、「エロい」というのはツカミであって、この絵本の真の意味はそこにはない。
「いのち」は、計れないのだけど、この絵本は巧みに、計る。測る。量る。
読むとき、ちょっと間をとると、自分なりに予測してみたくなる。
「0人!」
「5人!」
答えてくれた彼らの方を見て、頷き、続きを読む。
「3人か〜」
以下の部分は特に、彼らの顔を見ながら、堂々と読む。
ここで、男子が堪えきれずに、謎の雄叫びを上げる。
このあと、たたみかけていく。
今、あなたがここに存在しているということの奇跡と尊さを。
これを読み終わった時点で、35分を3分過ぎている。
「先生、過ぎちゃってごめんなさい」
「今日は、40分まで大丈夫です」
「え? じゃあ、あと2分読んでいいんですか。
じゃあ、早口で読みますね、こちら」
『情熱の薔薇』
(歌詞 甲本ヒロト 絵 ダイスケ・ホンゴリアン リットーミュージック 2022年12月10日)
表紙を見せると、やはりどよめきが。
読み始めると、一緒に大きな声で歌ってくれる男子。
なんの打ち合わせもなく、二人で熱唱するw
読み終わると大きな拍手。
「今日で、6年生の皆さんに絵本を読めるのは最後ですね。
ご卒業おめでとうございます。
実は、わたし、中学校でも絵本を読んでいるので、きっとまた会えると思います。
よろしくね」
お誕生日の先生が
「先生、1年間、みんなが絵本を聞いているの見てきたけど、今日がいちばん盛り上がったかも。特に1冊目のエロいの」
子どもたち、「ウエイ」と喜ぶ。
「中学でもさ、1冊目の絵本、また読んで」と男子。
「わかった! じゃあね。ありがと」
とまあ、こんな感じで、今年の6年生、本当に可愛かったなー。
ご卒業、おめでとうございます。

ちなみに、もう1冊、持って行ってたのはこちら。
【関連記事】
中学3年生と読んだ 見た目とは裏腹に「存在の全肯定」をぶちかましてくる絵本『いのちのかぞえかた』
ここ数年の中でもピカイチの絵本 出会えてよかった絵本『情熱の薔薇』
高学年への読み聞かせボランティア
https://osekkainaobasan.com/2023/06/12/6nen_ehon/
【メニュー】読み聞かせボランティア入門講座
https://osekkainaobasan.com/2021/06/11/story-telling-voluntee/
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一応、8時25分から35分までの10分間。
教室移動があり、始まったのは、8時28分。
うーん。
どうしよう。
まだ、迷ってる。
わたしのかばんの中には3冊の絵本が入ってる。
読むのに、10分、7分、2分の絵本。
直前まで迷ってました。
視聴覚室の黒板には、
「**(女の子の名前)、誕生記念日! 3月⚫︎日」と大きく書いてありました。
6年生がゾロゾロと視聴覚室にやってきました。
「おはよーございます」と口々に。
(以下、実況中継風に)
「おはようございます。
わたしは上甲と言います。
皆さん、ご卒業おめでとうございます。
そして今日、**さん、お誕生日なんですね、おめでとうございます。」
「あ。それ、先生」「○○歳なんだって」と子どもたち。
「え? 先生?」
「あ。はい、わたしです、呼び捨てされてますけど」と嬉しそうな先生。
「先生、お誕生日、おめでとうございます」パチパチ(拍手)
「ありがとうございます」
「さて、わたし、今日、3冊絵本持ってきてるんですよ。どれを読もうか迷ってて」
「全部読んで」
「卒業式っぽいのと、ちょっとエロいのと、短いのと、3冊持ってきたんだけど」
2つ目のを言った途端、嬉しそうな男子の叫びw
そしてざわめき。
やっぱり、これか。
「じゃ、エロいの いきます」
「よっしゃ〜!」とガッツポーズをする男子。
「この絵本、ちっちゃいからさ、想像力で補って見てね」
大きく頷く彼ら。
「こやまくんどうさんと聞いて、ピンとくる人いるかな?」
キョトン。
「『くまモン』の生みの親ね」
「へー!」
『いのちのかぞえかた』
(こやまくんどう 文 セルジュ・ブロック 絵 千倉書房 2010年10月)
もちろん、「エロい」というのはツカミであって、この絵本の真の意味はそこにはない。
「いのち」は、計れないのだけど、この絵本は巧みに、計る。測る。量る。
読むとき、ちょっと間をとると、自分なりに予測してみたくなる。
(以下引用)
友達と呼べる人は30人。
そして親友は
(引用ここまで)
「0人!」
「5人!」
答えてくれた彼らの方を見て、頷き、続きを読む。
(以下引用)
3人です。
(引用ここまで)
「3人か〜」
以下の部分は特に、彼らの顔を見ながら、堂々と読む。
(以下引用)
地球上では、毎晩2億人以上の男女が愛の営みを行っています。
彼女が死ぬまでに繰り返す愛の営みは・・・1835回。
(引用ここまで)
ここで、男子が堪えきれずに、謎の雄叫びを上げる。
このあと、たたみかけていく。
今、あなたがここに存在しているということの奇跡と尊さを。
これを読み終わった時点で、35分を3分過ぎている。
「先生、過ぎちゃってごめんなさい」
「今日は、40分まで大丈夫です」
「え? じゃあ、あと2分読んでいいんですか。
じゃあ、早口で読みますね、こちら」
『情熱の薔薇』
(歌詞 甲本ヒロト 絵 ダイスケ・ホンゴリアン リットーミュージック 2022年12月10日)
表紙を見せると、やはりどよめきが。
読み始めると、一緒に大きな声で歌ってくれる男子。
なんの打ち合わせもなく、二人で熱唱するw
読み終わると大きな拍手。
「今日で、6年生の皆さんに絵本を読めるのは最後ですね。
ご卒業おめでとうございます。
実は、わたし、中学校でも絵本を読んでいるので、きっとまた会えると思います。
よろしくね」
お誕生日の先生が
「先生、1年間、みんなが絵本を聞いているの見てきたけど、今日がいちばん盛り上がったかも。特に1冊目のエロいの」
子どもたち、「ウエイ」と喜ぶ。
「中学でもさ、1冊目の絵本、また読んで」と男子。
「わかった! じゃあね。ありがと」
とまあ、こんな感じで、今年の6年生、本当に可愛かったなー。
ご卒業、おめでとうございます。

ちなみに、もう1冊、持って行ってたのはこちら。
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中学3年生と読んだ 見た目とは裏腹に「存在の全肯定」をぶちかましてくる絵本『いのちのかぞえかた』
ここ数年の中でもピカイチの絵本 出会えてよかった絵本『情熱の薔薇』
高学年への読み聞かせボランティア
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