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一瞬、のけぞるほどにびっくりするけど納得もする 『すいちゃんはいそがしい』
1冊、絵本を買いました。
大阪は枚方のブックプランターさんでの講座が終わって、店内でおしゃべりしていたときに、絵本セラピスト仲間のかーこさんに教えてもらった絵本です。
読んでもらって、「買いだ」即決しました。
ブックプランターさんには1冊しかなかったですし、すでにリュックサックがヘビーだったので、地元のミクニ書店さんで買おうと思いました。
その絵本について、書きたいと思います。
『すいちゃんはいそがしい』
(企画 こどもの視点ラボ 写真 てんてん 学研 2025年2月)

なぜ、買おうと即決したかというと、出会ったことのない絵本だったから。斬新だったから。
そして、この絵本を読んだら、いろんな年代の人が喜ぶだろうと予想できたからです。
写真絵本です。
短い時間に何枚か同じ場所にカメラを固定して写真を撮って、それを重ねたみたい。
どうやったら、こんなふうに写真を加工できるのかわからないのだけど、今の技術だったら、できそうです。
写真になると、一瞬、のけぞるほどにびっくりするけど、納得もする。
子どもを定点観測すると、こんなに動いているのか!
でも、この絵本の視点は、
「子どもってよく動くよね」じゃない。
「子どもの時間」という子どもからの視点。
子どもはどんな時間を生きているのか。
大人が考える子どもの視点、じゃなくて、子どもからの視点。
ここに気づいた大人がいるのが斬新。
子どもの時間を知るために定点観測する、それを動画じゃなくて、1枚の写真に時間を納める、朝から夜までを1冊の絵本にする、その手法が新しくて、驚き、納得。
出版社ホームページより
(以下引用)
(引用ここまで)
子どもはどんな時間を生きているのか?
起こった出来事の多さで時間の長さを感じている。
からの、この絵本の誕生。
この絵本を開けば、
「すいちゃんは、ぼくだ!」
「すいちゃんは、わたしだ!」
「すいちゃんは、うちの子だ!」
と感じる人がいると思います。
写真の斬新さもさることながら、テキストも良い。
リズミカルで声に出して読んだときに心地いい。
すいちゃんの動きに合う。
テキストがモタモタ説明調だったら、残念だもんね。
夏休みの学童保育所で読んでみました。
「誰?」
「スイカちゃん?」
「え? これ こんなにいるの?」
「すいちゃんが動き回ってるんじゃないの?」
「こわ!」
「公園、誰もいない」
「スイカ!」
「ぱ ぱ ぱんつ!」
「動き過ぎだろ!」
「すいちゃんが動き回ってる!」
騒然となりました。
インスタグラムでも喋りました↓
大阪は枚方のブックプランターさんでの講座が終わって、店内でおしゃべりしていたときに、絵本セラピスト仲間のかーこさんに教えてもらった絵本です。
読んでもらって、「買いだ」即決しました。
ブックプランターさんには1冊しかなかったですし、すでにリュックサックがヘビーだったので、地元のミクニ書店さんで買おうと思いました。
その絵本について、書きたいと思います。
『すいちゃんはいそがしい』
(企画 こどもの視点ラボ 写真 てんてん 学研 2025年2月)

なぜ、買おうと即決したかというと、出会ったことのない絵本だったから。斬新だったから。
そして、この絵本を読んだら、いろんな年代の人が喜ぶだろうと予想できたからです。
写真絵本です。
短い時間に何枚か同じ場所にカメラを固定して写真を撮って、それを重ねたみたい。
どうやったら、こんなふうに写真を加工できるのかわからないのだけど、今の技術だったら、できそうです。
写真になると、一瞬、のけぞるほどにびっくりするけど、納得もする。
子どもを定点観測すると、こんなに動いているのか!
でも、この絵本の視点は、
「子どもってよく動くよね」じゃない。
「子どもの時間」という子どもからの視点。
子どもはどんな時間を生きているのか。
大人が考える子どもの視点、じゃなくて、子どもからの視点。
ここに気づいた大人がいるのが斬新。
子どもの時間を知るために定点観測する、それを動画じゃなくて、1枚の写真に時間を納める、朝から夜までを1冊の絵本にする、その手法が新しくて、驚き、納得。
出版社ホームページより
(以下引用)
こどもは大人の時間感覚でまったく動いてくれない。「保育園に遅刻しちゃうよ」と言っても朝食をだらだら食べているし、「電車が行っちゃうよ」と言ってもダンゴ虫を転がし続けている。公園やおもちゃ売場に行くと、そこらじゅうで親が「早くお昼ごはんを食べに行こう」「もう5時だよ。いいかげんに帰ろう」と、動かないこどもたちに説得を重ねて失敗している。不思議生物・こどもは、なぜこんなにも時間にルーズ(?)なのか。彼らはどんな時間を生きているのか? (こどもの視点ラボ・レポートNо.4より) 実は、小さなこどもは起こった出来事の多さで時間の長さを感じている。4歳のすいちゃんの1日にぴったり密着し、起こった出来事を定点観測した1冊。こどもの忙しくも豊かな時間をこの絵本で感じてみよう。 こどもの当事者視点を真面目かつ楽しく研究している「こども視点ラボ」による目からうろこの時間絵本。
(引用ここまで)
子どもはどんな時間を生きているのか?
起こった出来事の多さで時間の長さを感じている。
からの、この絵本の誕生。
この絵本を開けば、
「すいちゃんは、ぼくだ!」
「すいちゃんは、わたしだ!」
「すいちゃんは、うちの子だ!」
と感じる人がいると思います。
写真の斬新さもさることながら、テキストも良い。
リズミカルで声に出して読んだときに心地いい。
すいちゃんの動きに合う。
テキストがモタモタ説明調だったら、残念だもんね。
夏休みの学童保育所で読んでみました。
「誰?」
「スイカちゃん?」
「え? これ こんなにいるの?」
「すいちゃんが動き回ってるんじゃないの?」
「こわ!」
「公園、誰もいない」
「スイカ!」
「ぱ ぱ ぱんつ!」
「動き過ぎだろ!」
「すいちゃんが動き回ってる!」
騒然となりました。
インスタグラムでも喋りました↓