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自分が他人からどう見られているかが気になる人に読みたい『みたらみられた』
夏休み明け、9月最初の読み聞かせ。
4年生のクラスに10分。
「この前の土曜日に買ったばかりの絵本を持ってきました。
読んでみてもいいですか?」
「いいよ」
『みたらみられた』
(たけがみたえ アリス館 2021年1月)

「みたら」
ページをめくる
「みられた」
これが繰り返されます。
ねこ、カマキリ、その次。
牛。
「みたら」
ページをめくる。
「みられた」
ものすごーく牛が近寄ってきてる。
子どもたちから、「わー!」「こわい〜!」と声が上がりました。
しかも、ページをめくると
「べろん」と舐められる。
またしても悲鳴。
「ページをめくる」という絵本の特性を存分に生かした絵本。
「みたら」では、小さく遠くにいるものが、ページをめくると、グオッと近寄っている。
テキストも大きくなっている。
「みたら」「みられた」の繰り返しに、ちょいと変化も混じる。
みられる、だけじゃない。
緩急があって良い。
子どもたちが喜んだのがわかった。
奥付にある作者紹介より以下引用。
(引用ここまで)
確かに、この絵本で、一番、子どもたちが騒然としたのが牛の場面でした。
絵本のタネとなるものが、芽吹いて、育って、花咲いたのですね。
わたしは、この絵本に青山ブックセンターで出会いました。
ちょうど、「333人が、この夏おすすめする一冊。」フェア開催中でした。
おおなり修司さんが、おすすめする1冊としてPOPにこうありました。

自分が他人からどう見られているかが気になる人に、読みたい。
気にするほど、相手は気にしてない、かもしれない。
視線。
目が合う。
体が動く。
心が動く。
出会えてよかった1冊です。
いろんな人に読みたい。
インスタグラムでも喋りました
4年生のクラスに10分。
「この前の土曜日に買ったばかりの絵本を持ってきました。
読んでみてもいいですか?」
「いいよ」
『みたらみられた』
(たけがみたえ アリス館 2021年1月)

「みたら」
ページをめくる
「みられた」
これが繰り返されます。
ねこ、カマキリ、その次。
牛。
「みたら」
ページをめくる。
「みられた」
ものすごーく牛が近寄ってきてる。
子どもたちから、「わー!」「こわい〜!」と声が上がりました。
しかも、ページをめくると
「べろん」と舐められる。
またしても悲鳴。
「ページをめくる」という絵本の特性を存分に生かした絵本。
「みたら」では、小さく遠くにいるものが、ページをめくると、グオッと近寄っている。
テキストも大きくなっている。
「みたら」「みられた」の繰り返しに、ちょいと変化も混じる。
みられる、だけじゃない。
緩急があって良い。
子どもたちが喜んだのがわかった。
奥付にある作者紹介より以下引用。
「見たら見られた」は2007年、長野で牛にかこまれたときの衝撃をきっかけに木版画作品で長年取り組んできたテーマ。(中略)本作で念願の絵本化を果たす。
(引用ここまで)
確かに、この絵本で、一番、子どもたちが騒然としたのが牛の場面でした。
絵本のタネとなるものが、芽吹いて、育って、花咲いたのですね。
わたしは、この絵本に青山ブックセンターで出会いました。
ちょうど、「333人が、この夏おすすめする一冊。」フェア開催中でした。
おおなり修司さんが、おすすめする1冊としてPOPにこうありました。
「表紙の牛をみたらみられたっ!
木版画でダイナミックかつ鮮やかに描かれた生き物たちの視線んいドキッ!
散りばめられた独特のユーモアに思わずクスッ!」

自分が他人からどう見られているかが気になる人に、読みたい。
気にするほど、相手は気にしてない、かもしれない。
視線。
目が合う。
体が動く。
心が動く。
出会えてよかった1冊です。
いろんな人に読みたい。
インスタグラムでも喋りました