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子どもの近くにいる世界中の大人たちが目指す世界は、ここ。 『世界中のこどもたちが』

子どもの近くにいる世界中の大人たちが目指す世界は、ここ。

可視化して共有できる。

世界中のこどもたちが、笑ったり、泣いたり、歌ったり、当たり前にできること。

これこそが目指すべき世界。


世界中のこどもたちが』からだとこころのえほん(16)
(篠木眞・写真 新沢としひこ・詞 ポプラ社 2010年10月)





夏休み明け、9月最初の読み聞かせ。
4年生のクラスに10分。
最後に2分あったので、久しぶりに読みました。

ゆっくりと静かにそっと
歌い読みます。

この歌を知ってる子も知らない子もいるみたいでした。
数年前は、手話で歌ってくれる子もいたのですが。

サインを声に出して読む子がいました。
「子どもは
美しすぎる
しの木」

ダブルサイン本だってことに、今、気づきました。

購入したのは2013年12月30日。
クレヨンハウスの、レジ前の「サイン本コーナー」にあって、一目惚れして買いました。

新沢としひこさん作詞の歌に、「森のようちえん」の子どもたちのモノクロ写真。


(以下引用)
世界中のこどもたちが
いちどに わらったら
空も わらうだろう
海も わらうだろう
(引用ここまで)




わたしが特に好きなのは、ここから



(以下引用)
世界中のこどもたちが
いちどに ないたら
空も なくだろう
海も なくだろう
(引用ここまで)




「わらう」だけじゃない
本気で「なく」
真剣に「なく」
体いっぱい「なく」

その子どもの力強さよ。

わたしが特に好きな写真は、最後から二番目の見開きの写真。

表紙の写真の、ドラム缶風呂で恍惚の表情を浮かべているこの子の隣の子。
表紙では見切れているけれど、ドラム缶風呂のふちに手をかけ、やはり恍惚の表情を浮かべているピントの合っていない子。

ドラム缶風呂に入ったことのある人生、うらやまし過ぎる。

篠木眞さんの著者紹介のところにこうあります。
「写真から篠木という人間の存在が消えることが理想」


子どものそばにいる大人にとってはバイブルのような絵本なのに、今、買いにく絵本になっているよう。残念。










この読み聞かせの日、他に読んだのはこちら。
自分が他人からどう見られているかが気になる人に読みたい『みたらみられた』 




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