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どうして参加されたんですか? おとなのための絵本セラピー 〜焦る〜
2025年10月、宗久寺さんにて絵本セラピーでした。
お寺なので「えほん寺ピー」。
通算154回目の絵本セラピーです。
宗久寺さんでは19回目となります。
初めましての方もご参加くださいました。
リピーターさんも。
遠くからも近くからも
ありがとうございます。

テーマは「焦る」
宗久寺さんより、ご提案いただいたのですが、すごく、良いテーマでした。
何が良いって、馴染みがあり過ぎる。
「焦る」と共に生きてきた、っていうくらいの馴染みっぷり。
それが、わたしだけなのかなと思ったら、ご参加いただいた皆さんも口々に。
特殊集団なのか、普遍的なことなのか。
「焦る」というテーマで絵本セラピーのプログラムを考えました。
どんなことを考えて選んだかを書いておこうと思います。
読んだことをSNSなどに書かない条件で許諾をいただいた絵本もありますので、タイトルは書きません。
1冊目。
子どもがどこかに行っちゃって、焦る。
子どもの行動は予測がつかない。
どこに行ったんだ。必死で探す。
なかなか見つからない。
2冊目。
スポーツの秋っぽく、競争するのだけど、ハプニングがあったり、抜かされたりして焦っている人(野菜だけど)がいる。
3冊目。
大切に世話をしているのに、飛び出して行ってしまい、焦って追いかける。
無事、元に戻ってきたら、喜んで踊る。
4冊目。
予想外の視線に焦る。
見られる、の焦り。
5冊目。
救急車で運ばれるという緊急事態に、焦る人。
しかしどこかピントがずれている。
6冊目。
焦っている人と焦っていない人の対比。
焦らないで、悠然と構える人の理想型。
こんなふうになれたらいいな、無理かもしれないけど。
6冊読んで2時間。
「焦る」という視点で改めてわたしの絵本棚をジロリと眺めていると、
これも、あれも、「焦る」絵本だな、というのが見つかりました。
今までそうは見えていなかった。
20年も読み続けていた絵本を、違う切り口で読める。
それがわたしは面白い。
そしてプログラムを考えるのがすごく楽しいです。
しかも、実際に声に出して読める。
これも喜びです。
わたしは、自分が何度も読んでいて、読みが自分の体に入っている絵本から選ぶことが多いです。
すごく読みたい絵本、でもなかなか読めない絵本を読めたので、すごく嬉しい。
しかも、その絵本で、皆さんが本当にいろんなことを感じてくださって。
主人公を自分自身だと感じたり、我が子だと感じたり、テキストの配置のこと、主人公の行動に疑問を持ったり、とある一文に注目したり。
みんな、違う。
そして違う感じ方を知ることで、自分の感じ方も深まったり、変化したり。
そういうことが起こりました。
絵本セラピーのあと、近くの薬膳喫茶KURAさんでランチをいただきました。
ここでも、さらに発展して、いろんなおしゃべりをしました。3時間くらい?

わたしは蒸籠蒸しをいただきました。
その後、薬膳喫茶KURAの店主さんに教えてもらって、近くのランプ屋 Nordisk Lys/ノルディスク・リィスさんに寄りました。
製麺所をリノベーション。
北欧のビンテージランプ。
薬膳喫茶KURAさんのランプもこちらのものなんだそうです。

わたしの募集中の絵本セラピーは、
東京の絵本セラピスト協会セミナールームで自主開催するものがあります。
↓
【10月29日(水)AM東京】 絵本セラピー 〜音とことば〜
『焦る』という身近なテーマで絵本を読んでもらい、みなさんのお話が聞けて、自分の中のいろいろな記憶や今の生活、自分自身がどんどん掘り起こされ、とても楽しい時間でした。
とんちゃんがどんなことも受け止めてくれ、ジャッジをしない安心感に包まれた環境で、参加している方も自分も感じたことそのまま、正直に話せることがとても心地がいいんだな、楽しいなと思いました。
みなさんが正直にお話してくれるので、共感が生まれると更に嬉しく楽しくなるし、違ってもなるほどなぁと楽しくなるし、あっと言うまでした。
お昼を食べているときも、帰りの電車の中でも、絵本セラピーで読んだ本を話題に『本当にちゅうちゅうだね』ととまりませんでした。
今回参加して、みなさん焦っているし、毎日頑張ってらっしゃることに触れられ、たくさんパワーをいただきました。
お洒落なとんとんちゃんは、スパンと本音で語ってくれます。
その本音に共感したり、笑ったり、ハッとしたり。
「焦る」ってなんとなくマイナスイメージだけど、こんなにも皆さんが焦っていることがわかって、想像以上に、いいテーマだったなーと思ってます。
ご参加の皆さんが、初めて会ったのにどんどん仲良くなっているのが、ものすごくうれしい。
虎視眈々と参加を狙って(?)初参加してくれた まゆちゃんからもメッセージいただきました。
初めての絵本テラピー!満を辞しての絵本テラピー!
おかげさまで、とてもとても、豊かな時間を過ごす事ができました。
ランチ会の時に、「どうして参加されたんですか?」というお仲間同士のお喋りの質問を、家に帰ってきてから、何度も何度も自問自答。
あの時は…癒されたかった。楽しそうだった。って話したけれど…でもな〜んかまだそれだけじゃ物足りないような気がしてモヤモヤしていました。
多分…泣きたかったから参加したんだと思いいます。
本当は、SOSの気持ちで参加したのかもしれません。
絵本テラピーのあの場所は、なにを出してもジャッジされない安心安全の場所でした。
そして、縁あって同じ時間を共有することができたお仲間の皆さん、とんちゃん、いぬぽん、みほさんのお話を聞いているうちに、全く違う方向から、お話の世界を捉える事ができたり、そうよねそうよねと共感出来たり…。
本当に不思議で豊かな時間でした。
そいつが出てくると現実を動かせなくなちゃって困るから、心の奥に固めて凍らせていたもう一人の自分を、「今日は大丈夫だよぉ〜!」って、溶かして見つけてあげられたような、優しい優しい時間でした。
感謝です。
まゆちゃん、何度も自問自答して見つけた答えを、教えてくれてありがとう。
安心安全の場所だと感じてもらえることは、絵本セラピーにおいて、とても大事なこと。
まゆちゃんの中のもう一人の自分が、安心して出てこれたんだとしたら、そんな場になったんだとしたら、わたしにとっても感謝です。
まゆちゃんは、1冊1冊の振り返りのご感想を送ってくれました。
あー、そういう見方があるのかあ、なるほど、そういうやり方も面白いかも、
たくさんのヒントをありがとう。
こちらは、初参加のひだまりさんより。
とんちゃんの絵本の読み方がとても好きです!
まるで私が小学生になったような気分で楽しんでいました。
特に擬音語、擬態語のリズム、テンポ、抑揚がたまりません。
こどもたちがとんちゃんの読み聞かせが大好きであることに納得します!
そして「焦る」のテーマは、今の私にとってとてもタイムリーでした。
おかげさまで焦ってばかりの自分を責めていた気持ちが和らぎました♡
ありがとうございます!
セラピー後の薬膳ランチも、野菜ひとつひとつの味わいに癒され、参加者の皆さんとの語らいも楽しいひと時でした♪
読み方が好きと言ってもらえて、うれしい。
逆に擬音語、擬態語が自分のものにならないと、人前で安心して読めない。
スッと引っかかりなく読める絵本と
つまづく絵本があるのですよ。
どうしても、後者の絵本は読まなくなります。
わたしにとっては、引っかかりなく声に出して読める絵本が、「いい絵本」です。
わたしにとっての「いい絵本」で絵本セラピーをしています。
電車遅延のため、まさに「焦る」スタートでしたね。
ぴったりのテーマでした。
お寺なので「えほん寺ピー」。
通算154回目の絵本セラピーです。
宗久寺さんでは19回目となります。
初めましての方もご参加くださいました。
リピーターさんも。
遠くからも近くからも
ありがとうございます。

テーマは「焦る」
宗久寺さんより、ご提案いただいたのですが、すごく、良いテーマでした。
何が良いって、馴染みがあり過ぎる。
「焦る」と共に生きてきた、っていうくらいの馴染みっぷり。
それが、わたしだけなのかなと思ったら、ご参加いただいた皆さんも口々に。
特殊集団なのか、普遍的なことなのか。
「焦る」というテーマで絵本セラピーのプログラムを考えました。
どんなことを考えて選んだかを書いておこうと思います。
読んだことをSNSなどに書かない条件で許諾をいただいた絵本もありますので、タイトルは書きません。
1冊目。
子どもがどこかに行っちゃって、焦る。
子どもの行動は予測がつかない。
どこに行ったんだ。必死で探す。
なかなか見つからない。
2冊目。
スポーツの秋っぽく、競争するのだけど、ハプニングがあったり、抜かされたりして焦っている人(野菜だけど)がいる。
3冊目。
大切に世話をしているのに、飛び出して行ってしまい、焦って追いかける。
無事、元に戻ってきたら、喜んで踊る。
4冊目。
予想外の視線に焦る。
見られる、の焦り。
5冊目。
救急車で運ばれるという緊急事態に、焦る人。
しかしどこかピントがずれている。
6冊目。
焦っている人と焦っていない人の対比。
焦らないで、悠然と構える人の理想型。
こんなふうになれたらいいな、無理かもしれないけど。
6冊読んで2時間。
「焦る」という視点で改めてわたしの絵本棚をジロリと眺めていると、
これも、あれも、「焦る」絵本だな、というのが見つかりました。
今までそうは見えていなかった。
20年も読み続けていた絵本を、違う切り口で読める。
それがわたしは面白い。
そしてプログラムを考えるのがすごく楽しいです。
しかも、実際に声に出して読める。
これも喜びです。
わたしは、自分が何度も読んでいて、読みが自分の体に入っている絵本から選ぶことが多いです。
すごく読みたい絵本、でもなかなか読めない絵本を読めたので、すごく嬉しい。
しかも、その絵本で、皆さんが本当にいろんなことを感じてくださって。
主人公を自分自身だと感じたり、我が子だと感じたり、テキストの配置のこと、主人公の行動に疑問を持ったり、とある一文に注目したり。
みんな、違う。
そして違う感じ方を知ることで、自分の感じ方も深まったり、変化したり。
そういうことが起こりました。
絵本セラピーのあと、近くの薬膳喫茶KURAさんでランチをいただきました。
ここでも、さらに発展して、いろんなおしゃべりをしました。3時間くらい?

わたしは蒸籠蒸しをいただきました。
その後、薬膳喫茶KURAの店主さんに教えてもらって、近くのランプ屋 Nordisk Lys/ノルディスク・リィスさんに寄りました。
製麺所をリノベーション。
北欧のビンテージランプ。
薬膳喫茶KURAさんのランプもこちらのものなんだそうです。

わたしの募集中の絵本セラピーは、
東京の絵本セラピスト協会セミナールームで自主開催するものがあります。
↓
【10月29日(水)AM東京】 絵本セラピー 〜音とことば〜
目次
【いただいたご感想】
何回か参加してくれている とんとんちゃんがご感想をくださいました。
『焦る』という身近なテーマで絵本を読んでもらい、みなさんのお話が聞けて、自分の中のいろいろな記憶や今の生活、自分自身がどんどん掘り起こされ、とても楽しい時間でした。
とんちゃんがどんなことも受け止めてくれ、ジャッジをしない安心感に包まれた環境で、参加している方も自分も感じたことそのまま、正直に話せることがとても心地がいいんだな、楽しいなと思いました。
みなさんが正直にお話してくれるので、共感が生まれると更に嬉しく楽しくなるし、違ってもなるほどなぁと楽しくなるし、あっと言うまでした。
お昼を食べているときも、帰りの電車の中でも、絵本セラピーで読んだ本を話題に『本当にちゅうちゅうだね』ととまりませんでした。
今回参加して、みなさん焦っているし、毎日頑張ってらっしゃることに触れられ、たくさんパワーをいただきました。
お洒落なとんとんちゃんは、スパンと本音で語ってくれます。
その本音に共感したり、笑ったり、ハッとしたり。
「焦る」ってなんとなくマイナスイメージだけど、こんなにも皆さんが焦っていることがわかって、想像以上に、いいテーマだったなーと思ってます。
ご参加の皆さんが、初めて会ったのにどんどん仲良くなっているのが、ものすごくうれしい。
虎視眈々と参加を狙って(?)初参加してくれた まゆちゃんからもメッセージいただきました。
初めての絵本テラピー!満を辞しての絵本テラピー!
おかげさまで、とてもとても、豊かな時間を過ごす事ができました。
ランチ会の時に、「どうして参加されたんですか?」というお仲間同士のお喋りの質問を、家に帰ってきてから、何度も何度も自問自答。
あの時は…癒されたかった。楽しそうだった。って話したけれど…でもな〜んかまだそれだけじゃ物足りないような気がしてモヤモヤしていました。
多分…泣きたかったから参加したんだと思いいます。
本当は、SOSの気持ちで参加したのかもしれません。
絵本テラピーのあの場所は、なにを出してもジャッジされない安心安全の場所でした。
そして、縁あって同じ時間を共有することができたお仲間の皆さん、とんちゃん、いぬぽん、みほさんのお話を聞いているうちに、全く違う方向から、お話の世界を捉える事ができたり、そうよねそうよねと共感出来たり…。
本当に不思議で豊かな時間でした。
そいつが出てくると現実を動かせなくなちゃって困るから、心の奥に固めて凍らせていたもう一人の自分を、「今日は大丈夫だよぉ〜!」って、溶かして見つけてあげられたような、優しい優しい時間でした。
感謝です。
まゆちゃん、何度も自問自答して見つけた答えを、教えてくれてありがとう。
安心安全の場所だと感じてもらえることは、絵本セラピーにおいて、とても大事なこと。
まゆちゃんの中のもう一人の自分が、安心して出てこれたんだとしたら、そんな場になったんだとしたら、わたしにとっても感謝です。
まゆちゃんは、1冊1冊の振り返りのご感想を送ってくれました。
あー、そういう見方があるのかあ、なるほど、そういうやり方も面白いかも、
たくさんのヒントをありがとう。
こちらは、初参加のひだまりさんより。
とんちゃんの絵本の読み方がとても好きです!
まるで私が小学生になったような気分で楽しんでいました。
特に擬音語、擬態語のリズム、テンポ、抑揚がたまりません。
こどもたちがとんちゃんの読み聞かせが大好きであることに納得します!
そして「焦る」のテーマは、今の私にとってとてもタイムリーでした。
おかげさまで焦ってばかりの自分を責めていた気持ちが和らぎました♡
ありがとうございます!
セラピー後の薬膳ランチも、野菜ひとつひとつの味わいに癒され、参加者の皆さんとの語らいも楽しいひと時でした♪
読み方が好きと言ってもらえて、うれしい。
逆に擬音語、擬態語が自分のものにならないと、人前で安心して読めない。
スッと引っかかりなく読める絵本と
つまづく絵本があるのですよ。
どうしても、後者の絵本は読まなくなります。
わたしにとっては、引っかかりなく声に出して読める絵本が、「いい絵本」です。
わたしにとっての「いい絵本」で絵本セラピーをしています。
電車遅延のため、まさに「焦る」スタートでしたね。
ぴったりのテーマでした。
開催リクエスト・出張もします
大人のための絵本セラピーは、出張もします。
ワークシートに記入していただくので、机がある場所が理想です。
今まで、会議室や、カフェ、お庭、公園、個人宅、カフェバー、絵本専門店などで開催しています。
人数は3人から100人くらいまでご相談に応じます。
所要時間は2時間。90分でもできます。
オンラインでの開催も可能です。
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ご依頼お待ちしております。