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101人の保育士さんへ120分の研修 読み聞かせがもっと楽しみになりますように

暑い暑い8月を乗り越えての9月。
平日午後に101名全出席。
保育時間中ですから、当然、この時間に研修に参加することについては、お仕事のやりくりがあったと思います。
ありがたいことです。

ウェスタ川越という立派な建物のリハーサル室(小ホール)が会場です。
リハーサル室とはいえ、(小ホール)とあるようにステージがあり、天井が高く、広い会場です。
できれば拡大投影をせず、そのまま絵本を読みたいので、机なしでキュッと椅子を並べていただきました。
最初は、お互いに緊張感が感じられました。
そう。わたしが緊張していました。
101人全員が初めまして。
8月は、ご依頼がありませんでしたので、人前で話すのは1か月ぶり。
ウケ狙いのネタも、ビビってぶっ込むことができず。
ワークを2回交えることで、少しずつ、あたたまっていきました。
保育士さんたちもリアル参加の研修は初めて、という方もいらしゃったそうです。
2024年度から対面での研修が再開されたのだそうです。
また、学生時代はコロナ真っ只中、コロナと戦う保育しか知らない保育士さんにしてみれば、
コロナ前の保育をと言われても戸惑う、というのは当然でしょう。
この研修に参加すること自体、不安や緊張があったのかもしれません。
それは後から知ったのですが、わたしなりに、いつものように保育士さんへの恩送りのつもりで、せいいっぱいお話ししました。

ご参加くださった方から、メールをいただきました。
絵本の世界に引き込まれたような時間を過ごさせて頂きました。
早速帰りに本屋に寄ってオススメの本を何冊か購入しました。
微力ではありますが種を蒔き、こどもたちの懐に飛び込みたいと思います!
即行動。
即購入。
なんと嬉しいことでしょう。
絵本読み聞かせ研修は、絵本の紹介をすることはメインではありません。
もっと大事なことをお伝えするのを優先するからです。
当然、おすすめ絵本としてリストアップしても、全部ご紹介できません。
終わってから、何人もの方が絵本を手に取って見てくれました。
個別にご質問もいただきました。
目次
研修終了後のご感想
たくさんのご感想をいただきました。
ほんの一部を抜粋してご紹介します。
□絵本のめくり方や声のトーン、間の取り方など、読み聞かせの基本を上甲先生が実際にやってくださり、気をつけるポイントを見る側としてすごく感じる事ができた時間でした。
子どもと同じ目線に立って絵を見る、絵を読むことがこんなにも楽しいことだと気付けた事が1番嬉しく、職場に帰って早速共有させてもらいました。
□基本の技術的なことは、改めての学びになりました。
印象に残っていることは、〝絵本の世界〟は、その場の読み手と聞き手が一緒に作っていくものということです。
気負うことなく、いろいろな絵本に挑戦していきたいと思いました。
□日々の保育にすぐに活かせる研修で すごく勉強になった。
□絵本のページのめくり方、持ち方がいちばん参考になりました。
確かに持ち方を変えた方が子どもたちに見えやすいかもと気付かされることばかりでした。
自分の園でも早速実践してみようと思います。
□「絵本の読み聞かせは、読んでいるのは読み手だけではなく、聞き手も絵を読み、想像力を働かせて楽しんでいる」という言葉が印象的で、ただ、言葉を伝える行為ではなく、読み手と聞き手が一緒に絵本の世界を感じ、想像し、共有する時間が読み聞かせなんだと感じた。
□保育園の子どもたちにはもちろんだが、我が子と一緒に本を読みたいと思った。
子どものふとしたつぶやきに気づける自分でありたいとさらに身の引き締まる思いだった。
最後の言葉に涙が出てしまい、この文章を書いている今も涙が止まりません。
自分は疲れていたんだなと認識もでき、少し立ち止まって仕事も子育てもしたいなと思いました。
□私の今日のゴールは、「今より絵本が好きになる」でした。以前よりもっと絵本が大好きになりました。
研修後、視野も広がり気になる絵本がたくさんあり、帰りに本屋さんにいる自分がいました。
有意義であっという間のニ時間でした。
たくさんのことを受け取ってくださってありがとうございます。
お声かけいただきありがとうございました。
川越にはまたゆっくり遊びに来たいと思います。
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