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保育園の3歳・4歳・5歳さんに読み聞かせ 20分で4冊 12月

毎月絵本を持ってお邪魔している保育園。

3歳、4歳、5歳の幼児組さんに20分ほど絵本を読みました。

インフルエンザかな、いつもの半分くらいしかいなかった。

この距離感だったらいけるかなーと
1冊目はこちら。

『ぶたたぬききつねねこ』
(馬場のぼる こぐま社 1978年12月)

難しいのはめくっちゃって、当てられそうなのはヒントを出して当ててもらった。

難しかったのは「うばぐるま」

答えを言ったら、「それ、知ってた!」と言う女の子。

ちょうどクリスマスの手先作業をして壁に飾ってあったのでヒントを出しやすかった。

「サンタさんがかぶってる帽子」とか。
これも難しかった。
「とんがりぼうし」

2冊目は、久しぶりに読みたくなってこちら。

『ピーターのくちぶえ』
(エズラ=ジャック=キーツ さく きじまはじめ やく 偕成社 1974年2月)

くちぶえ吹いて読み始めたら、くちぶえ吹いてくれる子がいた。

3冊目はこちら。

『もみのきそのみをかざりなさい』
(五味太郎 アノニマ・スタジオ 2020年10月)

途中まで、キョトンとしてたけど、最後の方でやっとツッコミが入り始めた。

保育士さんで一人、すごく笑ってくれる方が視界に入ってました。
嬉しい。

「みんな、道了尊、行ったことある?」
「年長さんが来週、奥の院まで登るんですよ」と保育士さん
「えええ? 奥の院まで? 下から?」
「そうです」

「道了尊に何がいるか、知ってる人いる?」
と聞きますと
「天狗」と知ってる子がいました。

最後、4冊目は大好きなこちらを読みました。

『こぶとりじい』
(宮川ひろ ぶん 箕田源二郎 え ほるぷ出版 1985年6月)

天狗の酒盛りにじいが一緒に歌い踊る場面がすごく好き。

読み終わると
「隣のじいは、意地悪だから」と言う子が何人かいました。
そうかー。
そう感じるんだなー。

この絵本では、隣のじいは意地悪じゃない。
ただ臆病なだけ。
それでこぶが二つになっちゃうの。

地元の天狗伝説に、彼らの中の奥行きが広がったらいいなと。




全方位に絶対おすすめのクリスマス絵本2冊

こちらでも『こぶとりじい』読みました↓
【読み聞かせプログラム例】障害者支援施設にて読み聞かせ 30分と50分



【著書】 『やってみる? 読み聞かせボランティア』(電子書籍&ペーパーバック)

【メニュー】読み聞かせボランティア入門講座 〜自分らしく、楽しく続けられる〜

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