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読み聞かせボランティア

【読み聞かせプログラム例】小学1年生に10分 性教育定番絵本とクリスマス定番絵本

2025年12月、小学校での読み聞かせ。

5年生のクラスに入る予定が、前日に、1年生のクラスに変更になったので、持っていく絵本を変えました。

床に座って聞いてくれる1年生たち。
いただいている時間は10分。

「おはようございます。
わたしはそこの坂を登ったところに住んでいるジョウコウといいます。

今日はこの絵本を読んでみたいと思います。」

ニコラはパンツをはいてない
(カラ・メー ぶん ドフィー・ヴィア え 小川仁央 やく 評論社 1992年9月)



タイトルを読んだだけで、
「パンツ!」と嬉しそうに笑う1年生たち。

司書の友だちに教えてもらって、図書館から借りてきた絵本。
保健室の先生が「性教育の定番の絵本」と推す絵本だそう。
今はもう、買えないようです。
人前で読むのは初めて。
挑戦です。

パンツをはきたくないニコラ。
脱いだパンツを振り回したり、頭にかぶったり、ノーパンでウロウロ。

1年生たちからは笑い声、ツッコミが入る入る。
「エッチだなー」
「似合ってねーよ」
「なんでやねん」

ママは、パンツを捨ててしまいます。

ここらへんからは、さっきまでツッコミを入れていた1年生はシンと聞き入っています。

ニコラはノーパンでいる不便さ、不愉快さを実感していきます。

ぶるぶる、ちくちく、とげとげ、ごわごわ。

そして自分でパンツが必要だとわかります。

ニコラはパンツを自分で選び、はきます。

ラストはパンツをはいて滑り台を滑るニコラ。
パンツ丸見え。
1年生女子が「きゃ」って言ってました。

自業自得。
強制されるのではなく、主体的に。

「皆さんは、はいてます?」

「はいてるわ!」
「はいてなかったどうすんの!」
と口々に。


あと5分あったので、こちらも読みました。
この時期、隙アラバ。

『ぶたたぬききつねねこ』
(馬場のぼる こぐま社 1978年12月)

表紙を見せたら、嬉しそうに
「知ってるー!」
「ここにあるー!」と指差す子。
学級文庫にありました。
歌い出す子も。

「じゃあ、みんな知ってるんだね」と読み始めます。

いつものように

「おひさま まど どあ」と読んでページをめくらずに待ちます。

「しりとりだ!」

「あ、あ、あ」

「あほうどり!」

知っているはずなのに、覚えてるわけじゃない、何度でも面白がれるんですよね。
盛り上がりました。

やっぱり「う」で始まるアレが難しい。

「ウーバーイーツ!」
「ウルグアイ!」

「先生、なんでしたっけ?」と助け舟を出してもらいました。

「うばぐるま」

「あーーー!!」と子どもたち。
聞けばわかるのね。

アレも難しかった。

「ま」で始まる2文字の体育館にあるもの。


ラストは、大きな声で
「クリスマス!」と笑顔で終わる。


終わってから

「ね、保育園来てたよね」とちっちゃい声で声かけてくれる女の子。

違う場所での再会、うれしい。






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