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「働く母」ってのは以前より「進化してる自分」なんだ『よるくま』
以前、わたしの働く母のための絵本講座に参加してくれた方が
こんな感想をくれました。
「いかに進化した自分を受け入れるか、なんだな」と。
働く母ってのは以前より「進化してる自分」なんだ。
ほかの誰かより進化してるんじゃなく、以前の自分より進化している。
それをいかに受け入れるか。
この考え方、すごくいいなあって思いました。
子どもを産んで、育てるという経験値から、確実に以前の自分より
「進化している」
だから実際は、誰かに助けてもらう場面は格段に増えるかもしれない。
もしかしたら、迷惑をかける場面も増えるかもしれない。
でも、そんな自分を「進化してる自分」と思えば、 誰かを頼ることも、受け入れられるかもしれない。
経験値が上がってるんです。
『よるくま』
(酒井駒子 偕成社 1999年10月 編集 トムズボックス)
ぼくは、よるくまのお母さんをよるくまと一緒に探します。
探しても探してもよるくまのお母さんはいません。
「おかあさんは? おかあさんは?」と泣き出すよるくま。
このよるくまの泣き顔を見ると、こちらまで泣きそうになります。
子どもが元気な時はいいんです。
でも、ちょっと具合が悪い時、調子が出ない時
「おかあさん、おかあさん」と泣かれることがあります。
それでも仕事は休めなくて、泣いている子どもを保育園に預けて仕事に行かざるを得ない時があります。
その時の子どもの泣き顔とこのよるくまの泣き顔がそっくりなんです。
ところが、やっと見つけたよるくまのお母さんはあっけらかんとこう言います。
ね。 こんなふうにお仕事していることを、後ろめたく思うことなく、申し訳なく感じることなく、あっけらかんと子どもに伝えることができるようになれたら
「進化しているわたし」でしょう?
働くって尊いことです。
絵本の中には、自分が理想としたい母親像が描かれていることがあります。
おんなじようには、なれないとしても、理想を掲げるのは、悪いことではないと思うのです。
『よるくま』
(酒井駒子 偕成社 1999年10月 編集 トムズボックス)
インスタグラムでも『よるくま』ご紹介しています
講座のご依頼、お待ちしております。
働くママのための絵本講座
【ご感想】働くママのための絵本講座 漫画にしていただきました
「いかに進化した自分を受け入れるか、なんだな」と。
働く母ってのは以前より「進化してる自分」なんだ。
ほかの誰かより進化してるんじゃなく、以前の自分より進化している。
それをいかに受け入れるか。
この考え方、すごくいいなあって思いました。
子どもを産んで、育てるという経験値から、確実に以前の自分より
「進化している」
だから実際は、誰かに助けてもらう場面は格段に増えるかもしれない。
もしかしたら、迷惑をかける場面も増えるかもしれない。
でも、そんな自分を「進化してる自分」と思えば、 誰かを頼ることも、受け入れられるかもしれない。
経験値が上がってるんです。
『よるくま』
(酒井駒子 偕成社 1999年10月 編集 トムズボックス)
ぼくは、よるくまのお母さんをよるくまと一緒に探します。
探しても探してもよるくまのお母さんはいません。
「おかあさんは? おかあさんは?」と泣き出すよるくま。
このよるくまの泣き顔を見ると、こちらまで泣きそうになります。
子どもが元気な時はいいんです。
でも、ちょっと具合が悪い時、調子が出ない時
「おかあさん、おかあさん」と泣かれることがあります。
それでも仕事は休めなくて、泣いている子どもを保育園に預けて仕事に行かざるを得ない時があります。
その時の子どもの泣き顔とこのよるくまの泣き顔がそっくりなんです。
ところが、やっと見つけたよるくまのお母さんはあっけらかんとこう言います。
(以下引用)
「ごめん ごめん。 おかあさん おさかなつって おしごとしてたの。 ほら ごらん こんなにつれた。 あしたの あさ たべようねえ。」
(引用ここまで)
ね。 こんなふうにお仕事していることを、後ろめたく思うことなく、申し訳なく感じることなく、あっけらかんと子どもに伝えることができるようになれたら
「進化しているわたし」でしょう?
働くって尊いことです。
絵本の中には、自分が理想としたい母親像が描かれていることがあります。
おんなじようには、なれないとしても、理想を掲げるのは、悪いことではないと思うのです。
『よるくま』
(酒井駒子 偕成社 1999年10月 編集 トムズボックス)
インスタグラムでも『よるくま』ご紹介しています
講座のご依頼、お待ちしております。
働くママのための絵本講座
【ご感想】働くママのための絵本講座 漫画にしていただきました