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小学校読み聞かせ

【報告】「絵本のまち三島」小学3年生に絵本の授業

2024年9月18日は、朝から夕方まで静岡県三島市にお邪魔してました。

 

 

午前中は、三島市立南小学校の3年生3クラスに絵本の授業。
2、3、4時間目の貴重な45分をいただきました。
ありがたいです。

事前のリクエストで
「テーマは、運動会に関連するもの、協力、思いやりにつながるもの、でお願いします」とのことでした。

皆さんだったら、このリクエストで45分の授業、どんな絵本を読みますか?

わたしは、すごく考えたんですけど、直球ではいきませんでした。
運動会の絵本もありますけど、あえて、読みませんでした。

「協力」や「思いやり」は目に見えないですよね。
遠回りのようだけど、目で見えるものをよく見る、ことからやってみようと思いました。


そのあと、「協力」や「思いやり」の前に、まず、「自分の気持ちを知る、考えてみる」ことをやってみるのはどうかなと考えました。



目に見えない 自分の心や気持ちのことを考えたら、自分以外の人にも、見えないけどそういうものがあるんだなって気づいてもらえたらいいな。

そこから、運動会で自分なりにがんばりたいことや取り組みたいことを考えてもらうというのはどうかな、と考えていました。

簡単な枠だけのシートを一枚、用意しました。

「好きなところに書いていいよ」と子どもたちに伝えました。
(この件に関しては、見学されていた先生方から「目から鱗」と言われました)

「枠からはみ出してもいいよ」
「書けなかったら、書かないで考えていてもいいよ」とも子どもたちに伝えました。



45分でどんなふうに進行していけるか、そのペース配分のシュミレーションは一応していたけれど、初めて会う子どもたちがどんな感じかわからないし、クラスによっても違うだろうから、懐に飛び込んで身を委ねよう、とも思ってました。

結果、想像以上に活発に手を挙げて多くの子どもたちが発言してくれました。
そんなに、みんなの前で「自分の気持ち」を言えちゃうんだ、とわたしは驚きました。

「無理して言わなくていいんだよ」
「言いたい」

やっぱりシュミレーション通りにはいかなくて、想定内でした。
こちらが伝えることよりも、子どもたちから何が出てくるかを楽しみに向き合う時間にしたいと思っていたので、わたしとしては、たくさんの反省もありますが、満足度も高いです。

いまだに、あの日の子どもたちの笑顔や声が思い出されて、ホカホカした気持ちになってしまいます。

そういえば、ナイスアイディアだなあと思ったことがあります。
教卓から見るように、児童の机の前の部分に氏名とふりがなが大きく貼ってあるのです。
だから、初めて会う児童の名前をフルネームで呼ぶことができたのです。
わたしのためにわざわざ貼ってくれたのか、それともいつも貼ってあるのか、聞いてみようと思います。

三島市立南小学校は、大岡信さんの母校なんだそうです。

創立152年。
歴史ある小学校です。

給食をいただいたのですが、校長先生やご担当者様が口々に「美味しいですよ」と自慢するわけです。
ビビンバとスープと丹那牛乳の献立でした。

毎日、栄養士さんが献立をホームページにアップしているんですね。
産地も!
ビビンバの具はあえて別皿で。
具をのせるから、いつもの茶碗よりも大きめの茶碗なんだそうです。
いや〜。
給食いただけるなんて感激です。
美味しかった〜。



そうそう。
終わってから、校長先生にA3サイズの紙を差し出され
「子どもたちにメッセージをお願いします」と言われました。

こういうときに、瞬発力を持って、気の利いたメッセージを書ける自分になりたいです。

読んだ絵本のタイトルを書いてきました。
なんか、すみません。

この授業については、ここでお話しています。

もし、ご興味ありましたら↓

【無料アーカイブ】 小学3年生に授業で読んだ絵本 「運動会」「協力」「思いやり」

 

午後からは、学校司書さんへの講演会でした。
【報告】「絵本のまち三島」学校司書さん向け講演会

 

2024年7月にも「絵本のまち三島」にて中学3年生に絵本を読ませていただきました。

「絵本のまち三島」中学3年生に20分で読んだ3冊はこちら

 




絵本の授業をさせてください。
https://osekkainaobasan.com/2023/05/29/junior_high_school_ehon

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