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【報告】 南房総市図書館主催 「みんなでほっこり 読み聞かせボランティア講座」
2025年3月4日は、千葉県の南房総市、チーバくんで言うと足のあたりへ、読み聞かせボランティアさん向けの研修でお邪魔しました。
講演会「みんなでほっこり 読み聞かせボランティア講座」
会場は、市の中心部にある三芳農村環境改善センター。
南房総市にお邪魔するのは、2023年度に引き続き2回目です。
前回は絵本セラピーでした。
片道5時間かかるので、勝手に前泊しました。
道中、何があるかわからないので、とにかく近くまでたどり着いておこうと思いました。
雪予報もあったし、アクアラインが通行止めになったし、やっぱり前泊してよかったです。
(ちなみに帰りは、雪のため都心や地元の交通網が乱れ、通行止め、大渋滞、列車運休? もしかしたら、家に帰れないかもと覚悟したのですが、
奇跡的に当初の予定どおりのルートで家にたどり着きました。)
ご依頼から事前のメールのやり取り、会場準備、絵本準備、送迎など、すべて図書館長さん自ら、フットワーク軽くきめ細やかにご対応くださいました。
しかも、館長さんのみならず、上司の担当課長さんも120分の研修、最初から最後までずっと、会場内で熱心に参加してくれました。
そのお気持ちが、わたしはすごくすごく嬉しかったです。
それにしても、南房総の皆さんは、なんと温かいお人柄の方が多いのでしょう。
「人の話を聴く」というのは、具体的な動きがある行為ではないのかもしれませんが、気持ちをこちらに向けて聴いてくださっているのが、わたしには伝わりました。

その場でびっしりとアンケート用紙にご記入くださって、それを翌日にはテキストデータにして、館長さんがメールで送ってくれました。
一部抜粋でご紹介します。
〇確かな実践にもとづいたお話で、とてもよかった。
参考になることがたくさんあった。
本をもつ、どうめくるか等、練習が必要とわかっていてもできていなかった。しっかり練習する気持ちになった。
好きな絵本でも、読めない場合があるという、そのとおりだと思えた。
自分の覚悟、耳に届ける責任がある。
選書の大切さがよくわかった。
深いお話で参加してよかった。
〇息子の読みきかせを日々楽しんでおりますが、これから読みきかせボランティアにも興味があり参加いたしました。
1冊1冊の本をより大切にしようと思いました。
研修会のこのお時間がとても心温まる素敵な時間でした。
〇上甲先生の講座は2回目ですが、ほんとうにほっこりと暖かくなります。
〇初めて参加して本の読み方、絵本の選び方、なるほどがたくさんみつけられました。
〇前回同様、楽しい時間を過ごすことが出来て幸せです。
基本的なことなども詳しく教えていただけてよかったです。
ボランティアに出かけた時の心構えなども改めてふり返る機会をいただけて、これからもいろいろ気を配って活動を続けていけたらと思います。
〇すごく勇気をもらいました。
基本的動作も、もう一度確認してページをみなさんに見てもらえるよう、ガンバります。
〇上甲先生の読みきかせの声やしゃべり方がとても、わかりやすく落ちついた声が、心にしみわたる気がします。
絵本が持っているテンポがある、という言葉が心に響きました。
〇選書についても、いつもなやんでいます。
先生のお話を聞いて少し楽になりました。
〇とても分かりやすく、ていねいに御指導いただきました。今日は寒かったけど、やっぱり出席して良かったと実感。勉強になりました。
上甲先生の声のトーンがとてもききやすかった。本のもち方、声のトーン、読む速さ、本のページのめくり方、絵本の選び方など、とても勉強になった。社会活動の意義も、とても良くわかった。
〇先生のあたたかい心が伝わった研修会でした。
今までやってきた活動にまちがっていなかったと思う事がたくさんあり、これからも子供達の笑顔にあえる様な活動を続けていきたいと思います。これからも地域とのつながりを、より大切にしていきます。
〇上甲先生の熱意に溢れたエピソードの数々に、そうそう、そういう事! と現場のことを悩みを解決させる事ができました。
選書の数々、学校での時間との戦いなどリアルに尽きました。
好きな絵本には自分の生きてきたなりの思いが反映されていて、読み手の人生そのものという部分に聞き手の子供達、大人達がいろいろな価値感を受け取れるチャンスなのだと迷いが消えました。
〇あっというまの2時間でした。とても有名な先生なので、楽しみにしていました。
私達と同じ、読み聞かせボランティアもされていて実践的な方法を、様々な経験をもとに、とても細かくそして柔軟にアドバイスをいただきました。
〇“目の前にいる人と楽しい時間を過ごす”という考え方がいいと思いました。
上から目線になりがちな読み聞かせをこう考えていることがいる人がここにいると思うと身近に感じました。
読み聞かせをしようにも子どもがいないということで断られ、諦めました。
でも、お年寄りに聞かせてあげることもありだなぁと思いました。
〇先生の話す声の調子がとても聞きやすく、上手な読み聞かせをされている様子がうかがえ、この講座も心地よかったです。
〇地域(図書館)で読み聞かせをしている者ですが、普段選書についていろいろと悩んでいましたが、先生の話を聞いて、チャレンジしてみたいと思っている事をやってみる決心が着きました。
以前、太田大八の「かさ」という絵本を小学校3年生に(学校の読みかせの時間)絵だけの絵本で読み聞かせるのどうしようかと迷いましたが、やってみたら(間を大事にして)雨の音が聞こえるという子どもの声を聞いてから、少し頑張ってチャレンジしようと思いました。
〇型にはまることがなく「・・・はダメ」がなくて聞いていて、とても気が楽になりました。
「これはダメ、この本はダメ」が言われたりするのでそうすると気持ちがしずんでしまうので、大変に良い講演会でした。
〇去年、千倉図書館でも研修して頂き、実り多かったので、今年も参加させて頂きました。
上甲さんの経験されたお話し…興味深々で伺うことができました。
最後の方の質疑応答…こころに残りました。上甲さんのフォローでどんなにか救われたのでは…と思いました!
ほんの一部を抜粋してご紹介しました。
最後の質問タイムで、「呪いの言葉」にかけられている方の呪いを解きました。
「そんな絵本を読んだら、子どもが絵本嫌いになっちゃうよ」という呪いの言葉。
そんなわけないです。
こういう呪いを解きたいのです、わたし。
だから、本を書いたのです。
2024年夏からずっと、読み聞かせボランティアさん向けの本を執筆して、推敲を重ね、自分の言葉が明確になった部分があります。
自分の言葉として発するときも、前より、クリアになってるのかもしれません。
【初出版】 『やってみる? 読み聞かせボランティア』(電子書籍&ペーパーバック)


「非常に好評」との言葉、ありがとうございます。
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会場は、市の中心部にある三芳農村環境改善センター。
南房総市にお邪魔するのは、2023年度に引き続き2回目です。
前回は絵本セラピーでした。
片道5時間かかるので、勝手に前泊しました。
道中、何があるかわからないので、とにかく近くまでたどり着いておこうと思いました。
雪予報もあったし、アクアラインが通行止めになったし、やっぱり前泊してよかったです。
(ちなみに帰りは、雪のため都心や地元の交通網が乱れ、通行止め、大渋滞、列車運休? もしかしたら、家に帰れないかもと覚悟したのですが、
奇跡的に当初の予定どおりのルートで家にたどり着きました。)
ご依頼から事前のメールのやり取り、会場準備、絵本準備、送迎など、すべて図書館長さん自ら、フットワーク軽くきめ細やかにご対応くださいました。
しかも、館長さんのみならず、上司の担当課長さんも120分の研修、最初から最後までずっと、会場内で熱心に参加してくれました。
そのお気持ちが、わたしはすごくすごく嬉しかったです。
それにしても、南房総の皆さんは、なんと温かいお人柄の方が多いのでしょう。
「人の話を聴く」というのは、具体的な動きがある行為ではないのかもしれませんが、気持ちをこちらに向けて聴いてくださっているのが、わたしには伝わりました。

その場でびっしりとアンケート用紙にご記入くださって、それを翌日にはテキストデータにして、館長さんがメールで送ってくれました。
一部抜粋でご紹介します。
〇確かな実践にもとづいたお話で、とてもよかった。
参考になることがたくさんあった。
本をもつ、どうめくるか等、練習が必要とわかっていてもできていなかった。しっかり練習する気持ちになった。
好きな絵本でも、読めない場合があるという、そのとおりだと思えた。
自分の覚悟、耳に届ける責任がある。
選書の大切さがよくわかった。
深いお話で参加してよかった。
〇息子の読みきかせを日々楽しんでおりますが、これから読みきかせボランティアにも興味があり参加いたしました。
1冊1冊の本をより大切にしようと思いました。
研修会のこのお時間がとても心温まる素敵な時間でした。
〇上甲先生の講座は2回目ですが、ほんとうにほっこりと暖かくなります。
〇初めて参加して本の読み方、絵本の選び方、なるほどがたくさんみつけられました。
〇前回同様、楽しい時間を過ごすことが出来て幸せです。
基本的なことなども詳しく教えていただけてよかったです。
ボランティアに出かけた時の心構えなども改めてふり返る機会をいただけて、これからもいろいろ気を配って活動を続けていけたらと思います。
〇すごく勇気をもらいました。
基本的動作も、もう一度確認してページをみなさんに見てもらえるよう、ガンバります。
〇上甲先生の読みきかせの声やしゃべり方がとても、わかりやすく落ちついた声が、心にしみわたる気がします。
絵本が持っているテンポがある、という言葉が心に響きました。
〇選書についても、いつもなやんでいます。
先生のお話を聞いて少し楽になりました。
〇とても分かりやすく、ていねいに御指導いただきました。今日は寒かったけど、やっぱり出席して良かったと実感。勉強になりました。
上甲先生の声のトーンがとてもききやすかった。本のもち方、声のトーン、読む速さ、本のページのめくり方、絵本の選び方など、とても勉強になった。社会活動の意義も、とても良くわかった。
〇先生のあたたかい心が伝わった研修会でした。
今までやってきた活動にまちがっていなかったと思う事がたくさんあり、これからも子供達の笑顔にあえる様な活動を続けていきたいと思います。これからも地域とのつながりを、より大切にしていきます。
〇上甲先生の熱意に溢れたエピソードの数々に、そうそう、そういう事! と現場のことを悩みを解決させる事ができました。
選書の数々、学校での時間との戦いなどリアルに尽きました。
好きな絵本には自分の生きてきたなりの思いが反映されていて、読み手の人生そのものという部分に聞き手の子供達、大人達がいろいろな価値感を受け取れるチャンスなのだと迷いが消えました。
〇あっというまの2時間でした。とても有名な先生なので、楽しみにしていました。
私達と同じ、読み聞かせボランティアもされていて実践的な方法を、様々な経験をもとに、とても細かくそして柔軟にアドバイスをいただきました。
〇“目の前にいる人と楽しい時間を過ごす”という考え方がいいと思いました。
上から目線になりがちな読み聞かせをこう考えていることがいる人がここにいると思うと身近に感じました。
読み聞かせをしようにも子どもがいないということで断られ、諦めました。
でも、お年寄りに聞かせてあげることもありだなぁと思いました。
〇先生の話す声の調子がとても聞きやすく、上手な読み聞かせをされている様子がうかがえ、この講座も心地よかったです。
〇地域(図書館)で読み聞かせをしている者ですが、普段選書についていろいろと悩んでいましたが、先生の話を聞いて、チャレンジしてみたいと思っている事をやってみる決心が着きました。
以前、太田大八の「かさ」という絵本を小学校3年生に(学校の読みかせの時間)絵だけの絵本で読み聞かせるのどうしようかと迷いましたが、やってみたら(間を大事にして)雨の音が聞こえるという子どもの声を聞いてから、少し頑張ってチャレンジしようと思いました。
〇型にはまることがなく「・・・はダメ」がなくて聞いていて、とても気が楽になりました。
「これはダメ、この本はダメ」が言われたりするのでそうすると気持ちがしずんでしまうので、大変に良い講演会でした。
〇去年、千倉図書館でも研修して頂き、実り多かったので、今年も参加させて頂きました。
上甲さんの経験されたお話し…興味深々で伺うことができました。
最後の方の質疑応答…こころに残りました。上甲さんのフォローでどんなにか救われたのでは…と思いました!
ほんの一部を抜粋してご紹介しました。
最後の質問タイムで、「呪いの言葉」にかけられている方の呪いを解きました。
「そんな絵本を読んだら、子どもが絵本嫌いになっちゃうよ」という呪いの言葉。
そんなわけないです。
こういう呪いを解きたいのです、わたし。
だから、本を書いたのです。
2024年夏からずっと、読み聞かせボランティアさん向けの本を執筆して、推敲を重ね、自分の言葉が明確になった部分があります。
自分の言葉として発するときも、前より、クリアになってるのかもしれません。
【初出版】 『やってみる? 読み聞かせボランティア』(電子書籍&ペーパーバック)


「非常に好評」との言葉、ありがとうございます。
【メニュー】読み聞かせボランティア入門講座
読み聞かせボランティアプログラム作りワークショップ
【報告】南足柄市立図書館 読み聞かせボランティア育成講座
【報告】現役高校生が参加! 千葉県船橋市東図書館 読み聞かせボランティア育成講座
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