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進路を決めることを求められている 中学3年生に読みたい絵本

2025年7月、中学3年生に絵本を読みました。

中学3年生に絵本を読める。
どの絵本を読むか、悩ましい。
読みたい絵本があり過ぎる。
でも10分しかない。
どの絵本を読むか。

じぷたを読みたい、と思いました。

『しょうぼうじどうしゃじぷた』
(渡辺茂男 さく 山本忠敬 え 福音館書店)


彼らは、進路を決めることを求められています。
そんなこと言われたって、わかんないよ、
自分に何ができるかなんか、わかんない。
何がやりたいかもわかんない。
あの子はいいなあ。勉強できて。
あの子はいいなあ。スポーツができて。
自分は何もできないなあ。

そんなふうに思っちゃう生徒がいるかもしれないとしたら、じぷたに会ってほしい。
この健気なちっちゃいじぷた。

自分にないものを持っている、ほかの人(車だけど)をうらやむけど、彼自身の役割を見つけた。
そんなじぷたに勇気づけられるわたしが、いつも、いる。この絵本を読むと。

そしてやっぱり、誰かに認められたい。
自分だけの何かを、誰かが認めてくれたら、やっぱり嬉しい。

署長さんがじぷたを認めてくれたように。
そんな誰かに出会えますように。

そんな想いを込めて、中学3年生に読みました。


2分くらい時間があったので、2冊目。

こちらを読みました。

『うかぶかな? しずむかな?』
(川村康文 文 遠藤宏 写真 岩崎書店)

3年生は、声を出してくれる子がいなかったけど、担任の先生だけが
「浮かぶ!」とか
「沈む?」とか
声を出してくれました。

ハイテンポで読み進めました。
10分ちょっと前に読み終わりました。

巻き込んでいき、巻き込まれていき、 いろんな年齢の人たちとも一体感が得られる貴重な1冊『うかぶかな? しずむかな?』









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欲を言えば、本当は、10分じゃなくて、1コマ欲しい。

高校や中学校で絵本の授業をさせていただけませんか?






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