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高学年への読み聞かせボランティア（小学6年生）
約15年
お邪魔している
小学校があります。
6年生のクラスに
絵本を読みに行ってきました。
よく
「高学年にどんな絵本を読んだらいいのかわからない」
というご質問をいただくので
先日、わたしが
6年生に読んだ絵本を
参考までにご紹介します。
実況中継風に
ご紹介します。
ちなみに
お邪魔している小学校の
朝の読み聞かせ時間は10分です。
読んだのはこちらの3冊です。
『りんごりらっぱ』
（あべけんじ 福音館書店）
『それよりこわい』
（村中李衣 近藤薫美子 佼成出版社）
『イエペはぼうしがだいすき』
（石亀泰郎 文化出版局）
目次
6年生にどんなふうに絵本を読んだか
先生、読み聞かせは8時25分からですよね
ちょっと早いけど、始めちゃっていいんですか？
「どうぞ、どうぞ」
おはようございます。
わたしは、この近くに住んでいる
ジョウコウ と言います。
「知ってる！」
「知ってる！」
では、絵本を読みたいと思います。
これを最初に読んでみようと思います。
見えますか？
『りんごりらっぱ』（あべけんじ 福音館書店）
チラッと見えている 次のものを
当ててもらいながら読みました。
ま
「マックスバリュ！」
「マントヒヒ！」
「マック」
「マシュマロ」
知ってるかな？
知らないかもしれない
まきじゃく！
「あああああ〜〜〜〜！！！」（笑）
く
「『くりりん』だといい感じに終わるからいい！」
「しりとり、終わっちゃうじゃん」
最後はみんなで
声をそろえて
唱えました。
りんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃくりんごりらっぱんだるまきじゃくじゃく・・・
じゃあ、次の絵本ね。
その前に教えてください。
みんなが怖いものってなんですか？
（間髪入れず）（口々に）
「お母さん！」
「お母さん！」
「お母さん！」
「先生！」
「うちはお父さん」
じゃあ、人以外だったら？
「おばけ」
「暗闇」
「火曜日」
あのね、わたしが怖いのはね。
言っていい？
「いいよ」
あのね、
夕ご飯を食べた後に、『お腹が空いた』という子ども
です。
「あああ〜〜〜〜」（一同納得）（笑）
というわけで
じゃあいきます。
『それよりこわい』（村中李衣 近藤薫美子 佼成出版社）
『だいじょうぶ あれは せんせいの くちぐせだよ』
という最初の場面で
みんなが
先生の方を見て笑ってました。
先生が
「こっちと重ねないで」と笑ってました。
「え？」
「は？」
「うそ」
「怖い」
「大丈夫？」
口々に合いの手をバンバン入れながら
前のめりに聞いてくれました。
ここまでで
ちょうど
10分経過していました。
「それで、終わりでいいんですか？」と担任の先生。
え？
まだ、読んでもいいんですか？
「いいです、いいです」
もう1冊読んでもいですか？
「はい！」
「読んで！」
と口々に6年生が。
じゃあ、早口で読みますね。
でも、みんなに聞きたいです。
集めているもの ありますか？
「カード」
「フィギュア」
「本」
では、この絵本を読みますね。
『イエペはぼうしがだいすき』（石亀泰郎 文化出版局）
表紙を見せると
「チャッキーみたい」
「見たことあるな」
最初のうちはツッコミを入れてましたが
次第にシーンと聞き入ってました。
3冊も読ませてもらってありがとうございました。
と教室を後にしました。
高学年への読み聞かせボランティア関連記事
今まで高学年のクラスで読み聞かせボランティアをしたことについて書いたブログ記事を参考までにリンク貼っておきます。
「小学校高学年の読み聞かせで読む絵本はどんな絵本がいいですか？」
高学年に絵本を読むのは怖いですか？
わたしは
高学年のクラスに絵本を読みに行くのも
大好きです。
読む絵本は、
1年生でも6年生でも
そんなに変わりません。
6年生だから、挑戦的な絵本を選ぶときもありますが
保育園でも読んでいる絵本を読むことも多いです。
1年生の保護者だと
6年生はすごく大人びて見えるかもしれませんが
考えてもみてください、
まだ、この世に生まれて
たったの11年か12年しか生きていないんです。
子どもです。
そして、彼らは
すごく優しいです。
すごくがんばってます。
何にも怖くありません。
高学年との絵本の時間、貴重です。
ぜひ、楽しんでください。