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「もうすぐ学校が始まる」 憂鬱な気持ちがチラッとある子に読みたい『ねずみのでんしゃ』
「もうすぐ学校が始まる」
憂鬱な気持ちがチラッとある子に読みたい絵本。
「学校やだな」を共感したうえで、学校に行くのは楽しいとイメージできる。
そんな時間を共有できる絵本。
『ねずみのでんしゃ』
(作 山下明生 絵 いわむらかずお チャイルド社 2008年4月)

びっくりしました。
夏休み最後の学童保育所でこの絵本の表紙を見せたら、子どもたちが「知ってるー!!」と大喜び。
読んでいる最中も、身を乗り出して、ニッコニコ。
こ、こんなに認知度の高い絵本だったんだ。
しかも、こんなに前のめりに喜んでくれるんだ。
うちに20年近く前からあるのに、読み聞かせボランティアとして読むの初めて。もったいないことしちゃったな。
7つごのねずみが「ちゅうがっこう」に入学します。
まずここで、小学生たちが喜びました。
「ちゅう がっこう だって!」
そう、ねずみだから「ちゅう」なのです。本当は保育園、幼稚園。
ねずみのおかあさんは、瓶の蓋の帽子、ミノムシの皮の鞄、胡桃の殻の靴を用意します。
一人分だって大変なのに、7セット、手作りですよ。
せっかく準備したのに、7つごたちは、行きたくないと口々に言います。遠いから、朝眠いから、知らない子がいるから、いじめっ子がいるから、嫌だから嫌と。
聞いている子どもたちの気持ちを代弁してくれるようです。
お母さんは考えます。
一生懸命考えます。
素晴らしいことを思いついちゃうんですね。
家からちゅうがっこうまで、毛糸玉を転がして、線路をつくっちゃうんです。
ちゅうがっこうに行く気のない7つごたちにお母さんは言います。
「じゃ、おかあさん ひとりで いきますからね。」
「ぴーぽー ちゅうがっこう いき でんしゃ、しゅっぱーつ!」
そりゃあ、7つごたちは、この電車に乗りたいですよね。
前のねずみのしっぽにつかまって、電車ごっこでちゅうがっこうへ走り出します。
歌も歌います。
「ちゅー ちゅー ごーごー
ねずみの でんしゃだ
ちゅー ごーごー」
途中、向こうから、危険なあるものがやってきます。
スリリングな展開です。
しかもダイナミックに観音開きになります。
聞いている子どもたちはどんどん身を乗り出して、ツッコミを入れながら楽しんでいました。
もちろん、ねずみのお母さんとおんなじことはできないです。
家から学校まで、毛糸玉で線路を作るなんてね。
ねずみのお母さんは、決して無理強いをしない、子どもが自主的に学校に行きたくなるよう仕向けるんですね。
そんな方法があるなら教えてよと切実に願う親はいるかもしれません。
この絵本を読んだからといって、学校に行きたくない子がすぐに行きたくなる、というわけではありません。
そんな絵本はないでしょう。
でも、もしも、登校中、心の中で
「ちゅー ちゅー ごーごー
ねずみの でんしゃだ
ちゅー ごーごー」と歌えたら、なんだか楽しい気がします。
応援歌になる気がします。
インスタグラムで喋りました
【新学期読み聞かせプログラム】
【読み聞かせプログラム例】低学年から高学年まで混ざっている小学生対象30分
【いわむらかずおさんの絵本】
子どもはちゃんと本質的ななにかを直感でつかみ取る『おおきいトンとちいさいポン』
インサイド・ヘッドみたいな絵本『エンとケラとプン』
どうぞカバーはつけたままで『14ひきのひっこし』
憂鬱な気持ちがチラッとある子に読みたい絵本。
「学校やだな」を共感したうえで、学校に行くのは楽しいとイメージできる。
そんな時間を共有できる絵本。
『ねずみのでんしゃ』
(作 山下明生 絵 いわむらかずお チャイルド社 2008年4月)

びっくりしました。
夏休み最後の学童保育所でこの絵本の表紙を見せたら、子どもたちが「知ってるー!!」と大喜び。
読んでいる最中も、身を乗り出して、ニッコニコ。
こ、こんなに認知度の高い絵本だったんだ。
しかも、こんなに前のめりに喜んでくれるんだ。
うちに20年近く前からあるのに、読み聞かせボランティアとして読むの初めて。もったいないことしちゃったな。
7つごのねずみが「ちゅうがっこう」に入学します。
まずここで、小学生たちが喜びました。
「ちゅう がっこう だって!」
そう、ねずみだから「ちゅう」なのです。本当は保育園、幼稚園。
ねずみのおかあさんは、瓶の蓋の帽子、ミノムシの皮の鞄、胡桃の殻の靴を用意します。
一人分だって大変なのに、7セット、手作りですよ。
せっかく準備したのに、7つごたちは、行きたくないと口々に言います。遠いから、朝眠いから、知らない子がいるから、いじめっ子がいるから、嫌だから嫌と。
聞いている子どもたちの気持ちを代弁してくれるようです。
お母さんは考えます。
一生懸命考えます。
素晴らしいことを思いついちゃうんですね。
家からちゅうがっこうまで、毛糸玉を転がして、線路をつくっちゃうんです。
ちゅうがっこうに行く気のない7つごたちにお母さんは言います。
「じゃ、おかあさん ひとりで いきますからね。」
「ぴーぽー ちゅうがっこう いき でんしゃ、しゅっぱーつ!」
そりゃあ、7つごたちは、この電車に乗りたいですよね。
前のねずみのしっぽにつかまって、電車ごっこでちゅうがっこうへ走り出します。
歌も歌います。
「ちゅー ちゅー ごーごー
ねずみの でんしゃだ
ちゅー ごーごー」
途中、向こうから、危険なあるものがやってきます。
スリリングな展開です。
しかもダイナミックに観音開きになります。
聞いている子どもたちはどんどん身を乗り出して、ツッコミを入れながら楽しんでいました。
もちろん、ねずみのお母さんとおんなじことはできないです。
家から学校まで、毛糸玉で線路を作るなんてね。
ねずみのお母さんは、決して無理強いをしない、子どもが自主的に学校に行きたくなるよう仕向けるんですね。
そんな方法があるなら教えてよと切実に願う親はいるかもしれません。
この絵本を読んだからといって、学校に行きたくない子がすぐに行きたくなる、というわけではありません。
そんな絵本はないでしょう。
でも、もしも、登校中、心の中で
「ちゅー ちゅー ごーごー
ねずみの でんしゃだ
ちゅー ごーごー」と歌えたら、なんだか楽しい気がします。
応援歌になる気がします。
インスタグラムで喋りました
【新学期読み聞かせプログラム】
【読み聞かせプログラム例】低学年から高学年まで混ざっている小学生対象30分
【いわむらかずおさんの絵本】
子どもはちゃんと本質的ななにかを直感でつかみ取る『おおきいトンとちいさいポン』
インサイド・ヘッドみたいな絵本『エンとケラとプン』
どうぞカバーはつけたままで『14ひきのひっこし』