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墨田区立ひきふね図書館 小学校読み聞かせボランティア中級講座 「科学絵本」

2025年11月28日は、墨田区立ひきふね図書館にて小学校読み聞かせボランティア中級講座2回のうち1回目でした。

6月に初級講座のご依頼をいただき、再びのご依頼、ありがたいです。

墨田区立ひきふね図書館主催 小学校読み聞かせボランティア講座(初級)(全2回)


今回は、中級講座ということで、テーマを「科学絵本」としました。

小学校の読み聞かせボランティアをすでにされている方を対象に、選書の幅を広げるきっかけとなるようなお話ができればと思いました。

わたしのいつもの読み聞かせボランティアさん向けの講座では、オススメ絵本の紹介の時間はほとんど取れないのですが、今回は中級講座ということで、がっつり科学絵本をご紹介していこうと思いました。

ご参加の皆さんに、「科学絵本をよく読むという方」と聞きましたところ、手を挙げたのはお一人だけでした。

しめしめ。
やっぱり。

上甲調べによると、絵本の読み聞かせをしている人は、ネズミがカステラを焼いたり、シロクマがホットケーキを焼いたりするような絵本が好きな人が多い気がします。わたしもそうでした。

「虫? えー。気持ち悪いー」
それほど興味がないから、手に取らない。

もったいない。
わたしは知ってしまったんです。科学絵本が子どもたちに喜ばれるってことを。

今思えば、科学絵本の面白さを最初に教えてくれたのは、長男でした。
彼は嬉々として科学絵本を自分の血肉にしていきました。

科学絵本は、知らないことも、当たり前だと思っていることも、思いがけない切り口で絵本という表現で子どもたちに提示してる。
わたしでも、理解できる。

理系に寄り道することなく、文系の人間として生きてきたわたしにとっては、科学絵本は「へー!!」「ほー!!」といとも容易く驚ける。

その「!」びっくりマークを抱えて、子どもたちに、科学絵本を紹介したい。
(ね、ね、すごいよね)って。

実際、子どもたちに読んでみて、人気の高い科学絵本。
どんなふうに読んでいるか、具体的にご紹介しました。
ちょっと工夫が必要な場合もあります。
子どもに読むとどんなふうになるか。
使用する現物アイテムも持参しました。
(ひきふね図書館周辺の雑草とかヘビの抜け殻とか)



上甲オススメの科学絵本リスト63冊には、ひきふね図書館の請求記号を入れていただきました。

ひきふね図書館の子どもの本は、「こどもとしょしつ」として入口を別にしてあります。

E(絵本)の棚に作者名ごとに配架されている科学絵本もあれば、4自然科学の棚に配架されている科学絵本もあります。
5技術.工学や6産業の棚に配架されている科学絵本もあります。

4、5、6、そのあたりの棚には行ったことがない、という方もいらっしゃいました。

科学絵本を探すのは宝探しみたいに楽しい。

1週間後に2回目があります。
皆さんには科学絵本を探してもらって、グループごとに実際に読み聞かせ、またはプレゼンしてもらいます。

選書の幅がググッと広がることと思います。

楽しみです。



 

おすすめ科学絵本
 










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